はじめに…
昨日YouTubeにUPした動画の記事版です。
ナイキシューズは、2020年現在も自身が使用する目的に適していない選択をしてしまう方が多い印象ですし、ナイキとしてもまだまだ布教が足りていないと感じているそうです。
普段履き用にランニングシューズやトレーニングシューズ、バスケットボールシューズを使用するのはまだOKだと思うのですが、ランニングにライフスタイルシューズ、トレーニングシューズとスポーツシューズに異なるカテゴリのシューズを使用するのは、
大きく分けて上記弊害が発生してしまい、せっかく高値で買ったシューズが意味をなさなくなってしまいます。
勿論物理的には使用できるのですが、せっかくなら効率的に気に入ったシューズを使いたいですよね?
購入してから自身が行うスポーツに適してないシューズと分かった時の絶望たるや…です。
そんな購入ミスからガッカリしないためにも、ナイキシューズのカテゴリへの理解と、カテゴリに適したシューズを使用した際のメリットを動画とこの記事から少しでも学んで頂けると幸いです!!

ナイキライフスタイルシューズについて
ナイキライフスタイルシューズは、NSWと略されることがありこれは”ナイキ スポーツ ウエア“の略となっています。
購入箇所によってはこのNSWという表記でポップアップなどが貼られている可能性も否定できないので、覚えておいて損はないと思います。
当BLOGお馴染みのNIKE.comでは、

こんな感じでシンプルに性別+シューズと表記されているので、上記赤四角部分の表記を参考に購入すると良いでしょう。
ナイキスポーツウエア…すなわち日常生活用のナイキシューズはテーマが3つあり
履き心地
脱ぎ履きのし易さ
デザイン性
この3つのテーマに沿って開発されています。
日常生活の動きや、日常生活でこのような機能が欲しいなどの意見が取り入れられているため、スポーツシューズに使用される素材と同じ素材が使用されていたとしても反発性を抑え、柔軟に素材の配合を調整しています。
ということは…スポーツに使う上では反発性やフィット感が物足りないということ。
運動を行う上でシューズ本体に反発性やフィット感が少ないと効率的な実施は不可能…デザイン性は優れているかもしれないですがただそれだけ…。
運動する上で目標は不可欠
✔️記録を向上した
✔️ダイエットしたい
✔️筋肉をつけてボディーメイクしたい
などなど
上記ことからも、ナイキライフスタイルカテゴリのシューズをスポーツやトレーニングで使用してしまうのは非効率的です。
また、シューズへ衝撃が加わることを想定していないので、早期破損にも繋がりかねません。
日常生活を快適に過ごすことにフォーカスしているナイキライフスタイルシューズは、スポーツに使用するのではなく普段履きとして使用するよう心がけましょう。
なお、デザイン性が重視されているので、

このシューズであればナイキマークとヒール部分に硬いリフレクティ部素材(反射板)は使用されています。
硬いリフレクティ部素材(反射板)は、運動する際には邪魔ですよね?
硬いので足に違和感を感じますし、単純に重たいです。。。
デザイン性を重視している観点からもスポーツに使用することがオススメではないことが十分伝わると思います。
ジムや公園でのランの際に、まだまだライフスタイルシューズを使っている人が散見されています。
この記事を見た方だけでも構いません、明日からは少しでもライフスタイルシューズの存在意義を理解し、自身が行う動きに合わせたシューズの選択を心がけましょう!

ナイキランニングシューズについて
ナイキランニングシューズで気をつける点は2点です。
まずは、オフセット(ドロップ)という構造の理解です。
オフセット(ドロップ)とは、つま先とヒールの高低差…高さの差を表す用語です。

↑画像のように前足が薄く、ヒールが高い構造をナイキランニングシューズ採用しています。
前足が薄く、ヒールが高いということは…イメージは女性が使用しているハイヒールかな?
背伸びした状態に近付けることで、極端な話、坂道を下っているような感覚で走ることができ、前への推進力を増してくれます。
このオフセット(ドロップ)は、シューズごとに異なる数値となっており、最近のナイキはレベル問わず10mmが多い傾向ではありますが、この数値が高ければ高いほど初心者でもスピーディーな走りを可能にしてくれます。
この構造はランニングであれば上手に生かすことができますが、トレーニングや普段の生活であればフラットでない足裏がバランス感覚を乱し、踏ん張ることが難しくなってしまいます。
ランニングに特化した構造といえるので、オフセット(ドロップ)があるランニングシューズは前へ進むことだけを考えているランニングだけで使用したいところです。
次に、アウトソールの構造です。

↑画像はやや特殊な構造なのでアレですが、

多くのナイキランニングシューズのアウトソールは、前足とヒールのみにラバーが配置されています。
これはランニングシューズが前への動きに特化していることの現れで、ヒールから着地し前足で蹴り出す動作を意識しての作りとなっています。
ラバーを増やす=重量を増やしてしまう要因になってしまいますので、軽量性を重視しているランニングシューズならではの構造と言えます。
前に進むことのみに特化しているので、サイドステップや後ろに重心をおいた動きには非対応。。。
ランニングシューズをトレーニングに使用するとサイドステップの際に滑ったり、ウエイトトレーニング時に踏ん張れなかったり、
普段の生活に使用すると濡れた路面やコンビニ、デパートのツルツルした路面で滑ったりと弊害が生じてしまいます。
アスファルト上でのランニングに特化素た一足であることは、このアウトソールからも十分に伝わると思います。
ネガティブなことを中心に記載してしまっておりますが、ランニングを行う上では最高です!
前へ進むことに特化した軽量な一足は、いつも以上に効率的な走りを実現し、楽しいランニングライフと記録向上に繋がるのがナイキランニングシューズです!!
ちなみに、NIKE.comでは、

上記表記のシューズがランニングカテゴリのシューズとなります。

ナイキトレーニングシューズについて
ナイキトレーニングシューズは、特に気をつけることはありません。
なぜ気をつけることがないのか…
それは、ナイキトレーニングシューズは万能なオールラウンダーカテゴリだからです!!
基本はトレーニングに特化したシューズではありますが、どんなスポーツでもある程度の機能を発揮してくれる頼もしいヤツがナイキトレーニングシューズとなっています。
まずは、ナイキトレーニングシューズの特徴から説明します。

↑画像では少し分かりにくいかもしれませんが、ナイキトレーニングシューズは360度全方向の動きに対応しています。
トレーニングはサイドステップや前後の動きなど全方向にフォーカスしなくてはいけないので、全てのナイキトレーニングシューズは360度にう対応したアウトソール の構造を採用しています。
この構造からもそうなのですが、ナイキトレーニングシューズには裏テーマが存在しています。
その裏テーマとは、全てのスポーツが平均的に行える…です。
そのため、ナイキには存在しないカテゴリのバレーボール(存在はしている)やボクシング(存在はしている)、バドミントンなどで、どうしてもナイキが使用したとお考えの貴方!!一度トレーニングシューズを使用してみて下さい。
合う合わないはモデルごとにあるので、悩んだ際は相談して欲しいのですが、この360度全ての方向に対応したグリップ力がある程度の力を発揮してくれるはずです。
百聞は一見に如かず…まだ試したことのない方はぜひ一度使用してみていかがでしょうか?
ちなみに、NIKE.comでは、

このような表記になっています。

パフォーマンスを発揮できない
怪我に繋がる
早期破損に繋がる