ナイキ エア ズーム ペガサス 37をレビュー!

 

はじめに…

ナイキで最も古い歴史を持つシューズと言っても過言ではないペガサスシリーズ

その歴史は、1983年販売の”エア ペガサス”まで遡ります。

ミッドソールにエアが必ず内蔵されるペガサスシリーズは、馬の半身に鳥の翼を持つ神話上の生き物をモチーフに作成され、弾むような履き心地、速さ、空を飛ぶようなデザインに仕上がっています。

最新作の”ナイキ エア ズーム ペガサス 37”もその歴史を継承し、快適速くランナーに翼を授けてくれる一足に仕上がっています。

ナイキ エア ズーム ペガサス 37”の注目ポイントは
前作との違い」です。

アッパーの編み込みとミッドフットバンド
ミッドソールの改変

前作との違いを理解することがナイキ エア ズーム ペガサス 37を使いこなす鍵となるので、上記2点の変化(進化)ポイントをチェックしていきましょう!

本レビューが、購入の判断材料になれば幸いです!!

↑動画版も是非ご視聴下さい↑

ナイキ エア ズーム ペガサス 37

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目次 はじめに... ナイキシューズのサイズ測定方法 素材の特性を理解しよう! メンズシューズのサイズ ウィメンズシューズのサイズ ジュニアシューズのサイズ ベビー&リトルキッズシューズのサイズ その他の情報 ・シューレースの長さについて ・スタジオラップ...



ナイキ エア ズーム ペガサス 37の基本情報

商品名ナイキ エア ズーム ペガサス 37

スタイル:BQ9646(メンズレギュラー幅)、BQ9651(メンズエクストラワイド幅)、CK8474(メンズフライイーズレギュラー幅)、BQ9647(ウィメンズレギュラー幅)、CJ2099(ジュニア)
カスタマイズシューズもあります

価格:メンズ、ウィメンズ→14,300円(税込)、ジュニア→11,000円(税込)、カスタマイズシューズ→17,050円(税込)

対象タイム:サブ3.5〜4(フルマラソン3時間半〜4時間以内)

カテゴリ / 用途:サブ3.5のランナーの練習用、サブ4のランナーのレース用(フルマラソン、ハーフマラソン、駅伝)

重量
メンズレギュラー幅(D)28cmで約285g(実物は284g)

メンズエクストラワイド幅(4E)28cmで約301g(実物)

ウィメンズ25cmで約238g
※前作はメンズ28cmで約231g、ウィメンズ25cmで約238g

オフセット(ドロップ):10mm (前足部:14mm、ヒール:24mm)
※前作は10mm(前足部:12mm、ヒール:22mm)

素材
アッパー:合成繊維
ミッドソール:リアクトズームエア
アウトソール :ゴム底



前作よりオープンになった通気性重視のアッパー

ペガサス 37のアッパーは、熱がこもりやす足の甲を中心に、かなりオープンな編み込みのメッシュ構造となっています。

素材は前作同様に高級メッシュ的立ち位置の”エンジニアードメッシュ”を採用しています。
エンジニアードメッシュとは、通気性が必要な箇所をオープンに、耐久性が必要な箇所をタイトに自由自在に編み込める万能なメッシュです。

前作と同じ素材を採用していますが、前作以上にオープンスケスケのアッパーに仕上がっています。

ペガサス 37は暑い時期に開催予定だった東京オリンピックに照準を合わせて販売される予定だったシューズなので、このように通気性を重視したアッパーの構造を採用しています。

また、ミッドソールの厚さが増したペガサス 37は、アッパーで少しでも軽量化を図る必要があったので、このようなかなりオープンなメッシュになったという側面もあります。

ナイキ好きの方限定で分かる例えになるかもしれないですが、ナイキが多用している”トランスルーセント(光を通すほど薄い素材)”に似せたメッシュアッパーと言えば分かりやすいかもしれません。

実際に使用して思ったのは「トランスルーセントに近いスースーした抜群の通気性を足の甲を中心に感じた」ということです。

まだまだ暑い季節には程遠いの、軽い参考程度に捉えて頂けると良いのかなと思います。



 

アッパー両サイドに配置されているミッドフットバンドとは?


↑外側


↑内側

画像のピンク色の部分が”ミッドフットバンド”と呼ばれるサポートパーツです。


前作はフライワイヤーが同じ位置に配置されていました。

フライワイヤーは軽量な点は素晴らしいのですが、一点に圧がかかってしまうことと耐久性に乏しいことがマイナスポイントでした。

そこで、ペガサス 37は幅広の”ミッドフットバンド”を採用することし、一点集中の負荷を分散、パーツ自体の耐久性をUPするという進化を遂げたのです。

また、”ミッドフットバンド”の素材は”柔らかいスエード”となっており、中足部を適度に優しく包み込んでくれます。

要は、不快感が最小限になっている感じです。

ちなみに、「スエードとは天然皮革を研磨した素材なので耐久面はUPしていないんじゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか?

そこはご安心を!!

しっかりと合成樹脂でコーティングされています。

個人的に、ペガサス 37の”ミッドフットバンド”が一番凄いと感じたパーツで、使用していて心地良い、本当に適度な固定感を演出してくれるので、ぜひ多くの方にこのパーツの良さを知って頂きたいと思っています!!

上級者の方は物足りないと感じるかもしれませんが、シューレース(靴紐)と連動してキツく固定することも可能なので、多くのランナーに気に入って頂けるパーツではないでしょうか?



アッパーその他構造の紹介

シュータン部分


シュータンは、非常に薄手左右非対称のデザインを採用しています。

薄手ということは圧迫感がなく、フルマラソンの後半で足が浮腫むこと踏まえた構造と言えます。

薄手とはなっていますが、中央部分に僅かですがクッション素材が内情されているので、足触りの良さも兼ね備えています。

ちなみに、左右非対称のデザインは、ナイキお馴染みのデザインで、走行中の足のズレを軽減してくれます。

また、シュータン内側部分は、こんな感じです。
中央部部分にシューズのサイズなどの情報が記載されているタグが配置されています。

シュータン裏側で注目して欲しいのは、端の部分を柔らかいスエード調の素材を配置していることです。

LOWソックスを使用するとシュータンの端が足に直接触れることもあるでしょう。
直接当たっても擦れて痛みが生じないよう柔らかいスエード調の素材を配置することで工夫しています。

 

ヒール部分

前作同様せり上がった形状を採用しています。

アキレス腱がピタッと収まる形状なので、これまたズレや擦れなどの走行中のストレスを感じる事象を抑えてくれます。



前作から大幅に進化したミッドソール

進化しすぎないことを良さとしているペガサスシリーズには珍しい、大幅な進化を遂げているのがペガサス 37のミッドソールです。

まずは、ミッドソールの素材の進化について説明します。

前作のペガサス 36は、クッションが語源となっている柔らかい”クシュロン素材”を採用し、柔らかい履き心地を売りにした構造となっていました。

どこから足をついても第一印象は「柔らかっ!」ってな感じのシューズに仕上がっていたのは”クシュロン素材”を採用していたからですね。

しかし、最新作のペガサス 37はこのクシュロン素材を撤廃し、ナイキが初めて独自開発した万能素材”リアクト”を採用するという大胆な施策を図ってきたのです。

リアクト”とは、クッション性反発性軽量性耐久性の4つを高水準で提供してくれる万能さを誇り、カテゴリ問わず様々なナイキシューズに採用されています。

後ほど紹介しますが、ズーム エアの配置を変更したことでヒール部分の反発性が軽減、クシュロンではなく”リアクト”を採用してもクシュロン同様の柔らかさと前作にも負けない反発性を提供できると判断し、素材を変更したのではと個人的には考えています。

リアクト”に素材を変更したことで、柔らかさを感じながらもサクサク前へ進める爽快感を手にしたペガサス 37はより汎用性を高め、ランナーとともに次のステップへ進んだのではないでしょうか?

 

次にペガサスシリーズお馴染みのズーム エアについてお話しします。

前作のペガサス 36はフルレングス(足裏全体)のズーム エアを採用し、どこから着地しても高い反発性を感じることができる構造を採用していました。

要は、走法に関わらずズーム エアを活かすことができる構造ですね。

ヒールから着地しようが、前足から着地しようが、ズーム エアの高い反発性を感じながら走れる万能さは流石だなと販売当時感じたことを思い出します。

しかし、ペガサス 37はこの構造をぶっ壊します。

フルレングスのズーム エアから前足ズーム エアへ配置を変更します。
厚さは前作のズーム エアの2倍です。

ちなみに、ペガサスシリーズは男女でミッドソールの構造が違うとことは有名で、女性用は柔らかくハイアーチが多い女性向けの形状を採用しています。

ペガサス 37はこのミッドソール以外にもズームエアの容量が男女で異なってきます。

男性は硬めで反発性が高い20PSI
女性は柔らかく反発性を抑えた15PSI

PISとは、空気圧の数値を表した単位です。
※1PSI=1平方インチあたりに何ポンドの圧力がかかるかを表わすものとなっています

話を戻して、配置変更したことでランナーにどのように影響するのでしょうか?

前足に大容量のズーム エアを配置したことでフォアフット走法(前足着地から前足で地面を蹴り出す)のランナーにより反発性を提供できるようになった

ヒールからズーム エアを取り除くことでヒールストライク走法(ヒールから着地し前足で地面を蹴り出す)のランナーに着地時のクッション性をより提供できるようになった

上記利点を提供してくれているという感じです。

着地時に反発性が不要の初心者ランナーにはヒール部分にズーム エアは不要ですし、フォアフット走法で走る中、上級者にはそもそもヒールにズーム エアは不要で、前足に大きいズーム エアがあるだけでことが足りてしまいます。

少し複雑な話になってしまいましたが、簡単に言うのであれば
より多くの走法に適したシューズに進化した
ということです。



インソールはこんな感じ

見た感じナイキランニングシューズに多く用いられる一般的なインソールに見えますが、

厚めの柔らかいインソールを採用しています。

別メーカーのインソールを使用するという検証動画のため、様々なインソールを試した際に感じたのは、既存のこのインソールの抜群の柔らかさです。

本当に想像以上に柔らかいので、ぜひ一度この厚手のインソールの足触り、柔らかさを実際に感じてほしいです。

別メーカーのインソール(100均の)を使用するという検証動画も公開予定なので、気になる方は乞うご期待でございます😋✨

 

アウトソールは僅かな変化です


ペガサス 37


ペガサス 36

大幅な変更点はありませんが、

前足に太い溝が入り、ヒール部分の白い溝が深くなったことで柔軟性を向上させています。

ラバーの範囲に関してはほぼ変わりがないと思ってOKなので、ペガサス特有の高いグリップ力は健在なのでご安心下さい。



レギュラー幅とエクストラワイド幅の違い

 

左がエクストラワイド幅(4E)、右がレギュラー幅(D)です。

前足から中足部にかけては幅、高さ共に違いを感じるのですが、足首部分はそこまで違いはないように見えます(私だけかも)。

履いた感じも足首部分にそこまで差を感じませんでした(足の形に難ありかも)。

ちなみに、試着した際に履いたソックスは、

かなり極薄(1mmくらい?)のナイキ スパーク ライトウエイトソックスです。

ほぼ裸足のように履けるランニングソックスなので、このソックスがサイズ感に影響していることはないと思います。

 

 

レギュラー幅の足首部分と

 

エクストラワイド幅の足首部分です。

こう見ると足首部分も少し差があるように見えますが、正直履いた感覚は…。

個人差があるので参考程度の捉えて頂きたいのですが、試用感含め足首部分に大きな差はないように感じました。

レギュラー幅の前足部分と

エクストラワイド幅の前足部分です。

前足部分はかなり差があるように感じます。
履いた感じも同様で、エクストラワイド幅の方が幅と高さにかなりのゆとりを感じます。

数値でお伝えするのは難しいのですが、当ブログで紹介しているサイズ表に近い印象を受けましたので、参考にして見て下さい。

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ちなみに、前作含め多くのナイキランニングシューズを28cmで使用している私は、ペガサス 37のレギュラー幅28cmがジャストサイズでした。

あえてサイズ変更する必要がないシューズだと思いますので、サイズ選択の参考にしてみてください。



機能面を評価してみた!

クッション性:★★★★☆
反発性:★★★★☆
軽量性:★★☆☆☆
耐久性:★★★★☆
デザイン性:★★★☆☆
グリップ力:★★★★☆
価格:★★★☆☆

ナイキランニングシューズ界のミスター平均と言われていたペガサスですが、前作と比べるとクッション性反発性耐久性が向上し、ミスター万能へ改名できたのではないでしょうか!

軽量性と価格が僅かに上がったので、その辺は評価を下げていますが、総合的に見ると特に影響なしです!

迷ったらペガサス 37を購入しよう!」という格言が生まれそうな万能シューズとなっています。

 

さいごに…

長々と書き綴りましたが、

前作ペガサス 36との変更点を知って頂ければOKです。

アッパーの編み込み方の変化
ミッドソールがリアクトになったこと
ズームエアの配置が変わったこと

上記3点さえ網羅すれば、ペガサス 37の力を存分に発揮できると思います。

シューズの力が記録に繋がる昨今、使用するシューズのテーマ素材構造知ることで記録UPすることはもちろんですが、今まで以上に楽しくランニングに取り組めるのではないでしょうか?

考えすぎるとストレスが溜まってしまうかもですが、詳細を知ることをポジティブに捉えて頂ければ嬉しいです!!

↑動画版も是非ご視聴下さい↑

ナイキ エア ズーム ペガサス 37

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