はじめに…

今回は、類似モデルと言っても過言ではない3モデルの違いをまとめて紹介していきます!
自身がどのモデルを購入するのか迷っている方も多いと思いますので、購入の判断材料にしてみてください!!
位置付けを簡単にまとめると…
アルファフライ:フルマラソン3時間以内で走破できる上級者ランナーのレース用
テンポネクスト%:アルファフライ使用者の練習用シューズ / 中級者ランナーのレース用
テンポネクスト%フライイーズ:足の不自由な方のレース用 / 快適性を重視する上級者ランナーの練習用 / 快適性を重視する中級者ランナーのレース、練習用
このような位置付けとなっているため、こちらの位置付けを合わせてシューズ選びの参考にしてみてください!!

確かにこの3モデルは素人目から見る限り遜色ないように見えるので、どこがどう違ってどのように影響するのか非常に興味があります…。

位置付けだけでも自身に合っているシューズが判断できそうですが、細かい違いを知ることで確信に変わりそうね♫

基本的な構造は同じですが、アッパーを中心に細かい違いが散りばめられているので、より確実に自身にあったモデルが選べるようサポートしていきたいと思います!!
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アルファフライとテンポネクスト%のアッパーを比較



まずはそれぞれの画像をみてもらうと分かる通り『基本的な構造』が異なります。
アルファフライとテンポネクスト%:
一般的なシューレース(靴紐)を配置したスタンダードタイプです。
テンポネクスト%フライイーズ:
ファストフィットシステムと呼ばれる簡易的にシューレース(靴紐)が調整できます。着脱しやすいようにかかとを踏むと沈むこみ着用したと同時に戻る特殊な構造となっていることも特徴的です。
ということは…
アルファフライとテンポネクスト%:
✔️馴染み深い構造なので違和感なく使用可能
✔️細かいサイズ調整ができるのでフィット感にこだわりのある方に最適
テンポネクスト%フライイーズ:
✔️細かいサイズ調整は行えないが着脱が簡単で楽チン
✔️約1秒でサイズ調整が行える
アルファフライとテンポネクスト%はこだわりの強い玄人ランナー向け、テンポネクスト%フライイーズは快適性を最も重視しているランナー向けと言えるのではないでしょうか。



アッパー2つ目の違いは、素材と編み込み方の違いです。
アルファフライ:
素材はアトムニットを採用しています。アトムニットはフライニットを熱で定着させた素材で、形状維持能力に優れた高い耐久性と水分への強さを兼ね備えています。また、オープンに編み込まれているので通気性が非常に高いことも特徴的です。
テンポネクスト%:フライニットに合成樹脂を混ぜた素材を採用しています。アトムニットと比べるとややゴワついた印象ですが、スピードトレーニングでも使用できる高いフィット感が特徴的です。インフィニティランに使用されているフライニットロフトに近い印象を個人的には受けました。編み込み方はタイト目でフィット感重視、通気性やや低めといった感じです。
テンポネクスト%フライイーズ:前足に弾力性に優れたトランスルーセント(光を通すほど薄い素材)のフライニット、ヒールに合成繊維をタイトに編み込んだメッシュ構造を採用しています。アトムニットに近い素材感で履き心地良好。編み込み方もアトムイットに近く前足は通気性が非常に高い印象を受けました、タイトな編み込みのヒール部分はフィット感重視です。
簡単にまとめると…
フィット感:テンポネクスト%>アルファフライ>テンポネクスト%フライイーズ
通気性:アルファフライ>テンポネクスト%フライイーズ>テンポネクスト%
こんな感じです。
あくまで私が使用して感じたことを基準にまとめてしまってはいますが、参考にしていただけると幸いです!!
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アルファフライとテンポネクスト%のミッドソールを比較



ミッドソールもアッパー同様『基本的な構造』が異なります。
アルファフライ:
メイン素材に反発性に優れたズームX素材を採用。そのズームX素材で純カーボンプレートを挟み込み、プロランナーも納得の高い反発性を提供してくれます。また、前足にはナイキで最も反発性の高いズームエアを2つ配置し、蹴り出しの際に高い反発性を上乗せしてくれます。ちなみに、ズームX素材は耐久性が低いのでその点に注意が必要です。
テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ:
アルファフライ同様メイン素材にズームX素材を採用していますが、ヒール部分にナイキが初めて独自開発したクッション性、反発性、軽量性、耐久性の全てを高水準で提供する万能素材リアクトを配置しています。また、同じくプレートを内蔵していますが素材が異なりナイロン混カーボンプレートとなっています。反発性は純カーボンプレートに劣りますが、柔軟性があり初めてのプレート搭載シューズであっても簡単に使いこなすことが可能です。前足のダブルズームエアはアルファフライ同様です。
簡単にまとめると…
クッション性:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
反発性:アルファフライ>テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ
軽量性:アルファフライ>テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ
耐久性:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
扱いやすさ:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
こんな感じです。
スピードはアルファフライに敵いませんが、寿命と扱いやすさはテンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズの勝ち。
位置付けの通りテンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズはアルファフライの練習用であることがこのミッドソールの違いで伝わってきます。



余談ですが、前足上部に搭載されているズームX素材も僅かに異なっています。
テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ:ズームX素材に薄い樹脂を被せた構造
特に違和感なく使用できましたが、アルファフライは縦に溝(ボーンライン)を入れることで空気抵抗が少なくより早く走れ、テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズは合成樹脂で覆うことで耐久性を上げている感じでしょうか。
現時点で詳細は分かっていませんが、個人的にこのように考えています。
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アルファフライとテンポネクスト%のアウトソールを比較



アウトソールの違いは大きく分けて2つあります。
アルファフライ:
✔️前足に厚手のラバー、ヒールに薄手のラバーを配置
テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ:
✔️前足、ヒール部分ともに厚手のラバーを配置
✔️ラバーの配置面積が広がり、ズームエアがくっきり浮き出たデザインになっている
これまた簡単にまとめると…
グリップ力:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
耐久性:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
安定性:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
軽量性:アルファフライ>テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ
扱いやすさ:テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズ>アルファフライ
アウトソールの違いからもアルファフライはスピードに特化したレース用、テンポネクスト%とテンポネクスト%フライイーズは多くのランナーが扱いやすい練習用であることが伝わってきます。
ちなみに厚い部分の厚さは3モデル同じなので、部分ごとの耐久性は同レベルと考えても良いかもしれません。
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さいごに…

以上となります!
購入の判断材料にしていただけると幸いです!!
また、各シューズの個別レビュー記事も公開してますので、合わせてご確認いただけると嬉しいです♫

同じように見えて結構大きな違いがあることに驚きました…。
購入の判断材料にさせていただきます!!

勉強になる記事をありがとうございます!
個別レビュー記事も確認させていただきますね♫

こちらこそお付き合いいただきありがとうございます!
また、別の記事でお会いしましょう!!
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「シューズを知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!