フライニットテクノロジーとは…

フライニットテクノロジーは、多くのランナーが望んでいる機能を提供するために開発されたテクノロジーです。
ランナーが望む機能とは、
でした。
人のにより感じ方や様々な意見はあると思いますが、発売当初から進化し続けており、各スポーツに合ったフィット感とサポート性、耐久性を現在進行系で提供し続けています。

フライニットのはじまり…

フライニットは、2001年に満を持して開発がスタートします。
1本の糸で編み込む技術
アスリートが求めている高レベルの機能
を提供するため、2012年に販売されたフライニット レーサーの完成まで、12年の歳月を要し完成しています。
1つのテクノロジーの開発に10年以上は驚きです!
開発当初に意見を聞いたアスリートが完成時現役だったかが気になりますが…。
因みに、従来のシューズのようにパーツを貼り付けるのではなく、一体型の構造にすることに時間を要したと言われています。

フライニットの製法と利点

フライニットは、ポリエステルの糸を専用の機械で編み込むことでシューズへと形を変えています。モデルごとに異なるレシピがあり、ランニングであれば通気性と軽量性を、バスケットボールであれば激しい動きに耐えうる耐久性と各スポーツに対応した編み込みを施しています。
従来のシューズであれば素材をカットし貼り付けることが一般的で、カットした際のに出た余分な素材は破棄してしまいます。しかし、フライニットは、必要な長さの糸を用意し編み込むだけなので、ほとんど破棄となる素材はありません。
フライニットシューズが展開されてから劇的に破棄となる素材が減り、環境に優しいシューズ作りが可能となったのです。

フライニットの特徴

・軽量でありながら、抜群の耐久性がある
→耐久性のある糸を使用しているので、最小限の糸で編み込むことができるため軽量
・ピッタリとフィットするソックスのような履き心地
→伸縮性があり、個々の足に合った履き心地を提供。新調時は-1cmくらいのサイズ感でピタッとしているが、使用していく中で購入サイズ+1くらいに変化してく。しかし、現在はTPUが混ざったフライニットも展開されており、新調時のサイズ感が長持ちするよう改善されてる。

進化しているフライニット

”フライニット 360”これが次世代の新しいフライニットです。
最近では、サッカースパイクに多くも用いられています。
どのような構造なのかというと、今までのフライニットは、編み込んだフライニットをミッドソールに縫い付けていましたが、フライニット 360は、ミッドソールに取り付けるのではなく足裏から甲部分まで360°全方向がフライニットになっています。
イメージとしては、

イメージ画像だったこの画像と同じ構造になったのがフライニット 360です!!
効果としては、
・足全体をガッチリと固定し、シューズの中で足がほとんどブレない
・足裏もフライニットとなったことで、足と地面の距離が縮まり、地面を感じながら想い描いたプレイ、足の動きが可能となる
となっています。

さいごに…

フライニットテクノロジーは、今やナイキにはなくてはならないテクノロジーになっています。
機能面もさることながら、オシャレ要素も非常に高く、ライフスタイルカテゴリのシューズにも多く用いられており、カテゴリ問わず活躍しています。
私自身もフライニットの履き心地が大好きで数足所持していて、主に普段履きシューズではありますが、日々の生活で活躍し続けています。
フライニットテクノロジー搭載のシューズをお持ちでない方は、ぜひこの機会に手にとっていただければ幸いです。

ソックスのようなピタッとするフィット感
どんな路面にも対応できるサポート性と耐久性