目次
はじめに…

今回紹介するナイキシューズは、日本を含むアジアで絶大な人気を誇るカイリー・アービングのシグネチャーシューズ『カイリーシリーズ』の最新モデル”カイリー 6 EP“です。
✔️激しい動きにも耐えうる強固なアッパー
✔️足の形に合わせて反応するエア ズーム ターボ搭載のミッドソール
✔️細かい溝が無数に配置されたアウトソール
上記内容を中心に”カイリー 6 EP“を徹底レビューしていきます!

カイリーシリーズは、毎回大幅にアップデートされる印象があって「ついていくのがやっと」という印象が強いです…。

確かに!
あとは女性からすると硬いゴワついたイメージが強いかも!

なるほど!
まずはアップデートポイントを分かりやすく解説ていくよ!
ちなみに女性は柔軟に対応してくれるミッドソールに注目してね!!
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まずは使用者のカイリー・アービングを知ろう!

身長:191cm
体重:86.6kg
ウイングスパン(手を広げた時の長さ):193cm
ポジション:ポイントガード(リードガード)
相手が予想できない変則的な動きを中心にスピードのあるプレーを得意とするカイリー。
カイリーのポジションでもあるポイントガードは、比較的身長が低い選手が多い傾向にあります。
しかし、その中では大きい方の選手に該当します。
NBA全体の平均身長は約2mなので、ポジションを度外視するとカイリーの身長は低い方。
そのため、アジア圏での人気が高い選手と言われています。
身長や体重は難しいかもしれませんが、同じポジション、近しいプレースタイルの場合、シューズの機能を最大限に発揮できる可能性が高まりますので、基本中の基本情報を参考にしてみて下さい。
また、「カイリーのようなプレーがしたい!」という強い思いだけでも使用する価値がありますので、ぜひ前向きに試し履きを検討してみてほしいです!

カイリー 6 EPの詳細を確認しよう!

カイリー 6の製品情報
商品名:カイリー 6 EP
スタイル:BQ4631(通常版)、CQ7634(日本限定版)
価格:17,050円(税込)
オススメポジション:ポイントガード(PG)
オススメプレースタイル:コート内を縦横無尽に走り回るスピード重視のプレーヤー
足型(ラスト):EPラスト(アジア人向けの幅広ラスト)
重量:メンズ27cmで約450g
サイズ感:
サポート性の高い親指〜母指球が非常にタイト。幅広のEPラストではあるのですが注意が必要です。また、アッパー前足部分は伸縮性の低いタイトな編み込みのメッシュ素材なので、前作より0.5〜1cmサイズアップすることも視野に入れましょう。一応シューレースとベルトで微調整可能ではありますが、タイト目であることを念頭においてサイズ選択することをオススメします。
素材:
アッパー→合成樹脂、合成皮革、天然皮革
ミッドソール→ファイロン
アウトソール→ゴム底(XDRソール)

カイリー 6のアッパーをレビュー!
異なる3つの素材が組み合わさったサポート性重視のアッパー

合成樹脂、合成皮革、天然皮革の異なる3つの素材を適材適所に配置。
足がブレないホールド感を重視した、サポート性に重きをおいた構造に仕上がっています。
サイズがバシッと合えば、カイリーのような俊敏なプレーを安心して行えるホールド感を得ることができるのですが、幅広モデルのEPなのに足先が特にタイトなので、サイズ選択が難しい印象です。
今まで自身が使用していたナイキバスケットボールシューズがEPか否かを理解した上で、微調整頂くことをオススメします。
また、硬いと感じるのはサポート性が高いカイリー 6 EPの良さでもあります。
しばらく使用していくと馴染んでいくこともあるので、Nike.comの返品可能期間内目一杯試し履きするのも一つの手です。 激しい動きに耐えるために必要な硬さとも言えるので、そこを前向きに捉え、トレーニングを積んで、自身がシューズの機能を発揮できるよう励むのも面白いと思います!
中足部分のマジックテープのベルトが足のブレを最小限に

中足部には、カイリーシグネチャーシューズでお馴染みのベルトが配置されています。
マジックテープで調整可能なこのベルトは、自身の好みに合わせたサイズ調整を可能にしてくれます。
シューレース(靴紐)と合わせることで、より細かいサイズ調整が可能な点が、他のシューズとの最大の差と言えるかもしれません。
特に足の甲のサイズに拘りがある方には、願ったり叶ったりの構造ではないでしょうか?
しかし、これまた硬く感じてしまう原因かもしれません。
ブレない足の動きを提供するためなのですが、合う合わないは付き物です。
ゆるく調整、馴染ませてみるなどしても合わないと感じた場合は、足のことを考えて別のシューズを検討しても良いかもしれません

カイリー 6のミッドソールをレビュー!
ファイロン素材にエア ズーム ターボを搭載したミッドソールが360°全ての方向の動きに対応

ナイキバスケットボールシューズに多く用いられる反発性があり軽量なファイロン素材をミッドソールに採用。
カイリーシグネチャーシューズお馴染みの素材なので、足裏に違和感を感じずに使用できると思います。
また、前作より約5mmミッドソールが薄くなったことにより地面により近くでプレーできるようになったことも忘れてはなりません。
地面に近くなったということは、より足で地面を感じることができるので、思い描いたプレーが可能となります。
最初はこの5mmの差が違和感となるかもしれませんが、トリッキーなプレーが容易にできてしまうので、ポジティブな違和感とお考え下さい。
なお、前作に引き続きエア ズーム ターボを前足広範囲に配置していることも特徴的です。
エア ズーム ターボとは、切れ込みが入ったズーム エアを指します。
反発性のあるズーム エアが足の形と動きに合わせ柔軟に反応するので、効率的な動きを可能としてくれます。
エア ズーム ターボは、カイリーシグネチャーシューズにしか搭載されていないので、要注目のテクノロジーです。

カイリー 6のアウトソールをレビュー!
アウトソールの細かい凹凸が抜群のグリップ力を発揮

アウトソールは、前作より細かい凹凸を配置していることが特徴的です。
特に前足に重点を置き設計されたデザインは、エア ズーム ターボとの相性が抜群で、前足を軸にした動きを効率的に行うことが可能です。
また、EPラストを採用した日本展開モデルは基本XDRソールとなっています。
やや硬めのXDRソールに対し、室内でのグリップ力に不安を感じる方がいるとは思いますが、メーカーとしては室内外遜色無く使用できる自信があるとのことなので、不安視する必要はないと思います。

カイリー 6の機能面を評価してみた!

クッション性:★★★☆☆
反発性:★★★★☆
軽量性:★★☆☆☆
耐久性:★★★☆☆
デザイン性:★★★★☆
グリップ力:★★★☆☆
価格:★★★☆☆
反発性とデザイン性が高いというパフォーマンスシューズにしては物足りないかもしれません。
ただ、アウトリガーなどの他のシューズにはない構造は数値にできないプラスポイント!
不規則な動きを繰り出す変則的なプレーヤーに限っては数値以上の評価となるはずです!!

さいごに…

今までカイリーシリーズを愛用していた方、カイリーと同じポジション、同じプレースタイル、カイリーのようなプレーがしたいと考えている方であれば、一度実際のコートで使用してほしいシューズです。
個人的には特にエア ズーム ターボの機能性を感じて頂きたいです!
個々の足に合った動きを可能にするズーム エアはエア ズーム ターボ以外存在していません。
今までズーム エアの良さを感じたことのない方にできれば体験してほしいと強く思います。

いかがでしたか?
好き嫌いがはっきり分かれてしまうシューズかもしれませんが、爆発的な瞬発力とパワーを活かし、コート内を縦横無尽に駆け回るプレーヤーには本当に最適な一足です!

細かい機能性や構造を理解することで、シューズの機能を今まで以上に活かせるような気がしました!!

ポジティブな気持ちで使用してみたいと思います♫
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「シューズを知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!