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2019年リリースの最新ナイキトレイルシューズ3モデルを比較してみた!!



はじめに…

ナイキでは比較的展開が少ないトレイルカテゴリのシューズ。

毎年夏頃に1モデルだけ展開されることが多かったのですが、今年はなんと新モデルが3足も展開され、現在もNIKE.comにて絶賛販売中です。

これまで展開されることが少なかったためか、イマイチ違いが分かりにくいナイキトレイルシューズ…。

今回は、少しでも自身に合ったシューズを見つけて頂けるようまとめてみました!!

是非、本レビュー記事を参考にベストな一足を見つけて頂けると幸いです!!

➡️ナイキトレイルシューズ一覧⬅️

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各モデルの基本的な情報をまとめてみた!!

ナイキ エア ズーム ペガサス 36 トレイル

商品名ナイキ エア ズーム ペガサス 36 トレイル

スタイル:AR5677(メンズ)、AR5676(ウィメンズ)

価格:14,300円(税込)

重量:メンズ28cmで約291g

オフセット(ドロップ):10mm(前足13.5mm、ヒール23.5mm)

対象ランナー:最初から最後まで快適に走りたい方向け

サイズ感:通常のペガサス 36とは異なる足型です。トレイルシューズは過酷な環境下でのランを加味しているのでサポート性高いことからペガサス 36よりややタイト目とお考え下さい。ただし、前足部の幅を広げて足先を自由に動かせるよう工夫していることをお忘れなく。一般的なシューズと比べると0.5〜1cmサイズアップされる方が多い印象です。

素材
アッパー:合成繊維、合成樹脂
ミッドソール:クシュロン + ズームエア
アウトソール:ゴム底

ナイキ エア ズーム テラ カイガー 5

商品名ナイキ エア ズーム テラ カイガー 5

スタイル:AQ2219(メンズ)

価格:14,300円(税込)

重量:メンズ28cmで約289g

オフセット(ドロップ):4mm(前足10.5mm、ヒール14.5mm)

対象ランナー:軽量性、反発性を活かしたスピードタイプの上級者向け

サイズ感:上級者を意識してなのか細めの作りになっています。足をピタッと固定しブレない走りを提供するための構造なので、ピタッとしたサイズ感がベストだということを念頭に入れましょう。一般的なシューズと比べると0.5cmサイズアップされる方が多い印象です。

素材
アッパー:合成繊維、合成樹脂、合成皮革
ミッドソール:リアクト + ズームエア
アウトソール:ゴム底

ナイキ エア ズーム ワイルドホース 5

商品名ナイキ エア ズーム ワイルドホース 5

スタイル:AQ2222(メンズ)

価格:12,100円(税込)

重量:メンズ28cmで約302g

オフセット(ドロップ):8mm(前足12mm、ヒール20mm)

対象ランナー:安定性と反発性を両立させた中級者向け

サイズ感:全体的に厚手の作りになっています。アッパー全体が厚いのですが、主にシュータンと足首部分が厚く感じます。サポート性を活かした構造なので、サイズ選択に苦戦するかもしれませんが、ピタッとハマれば安定感と安心感は抜群です。一般的なシューズと比べると1cmサイズアップされる方が多い印象です。

素材

アッパー:合成繊維、合成樹脂
ミッドソール:ファイロン + ズームエア
アウトソール:ゴム底

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各モデルのアッパーの違いをまとめてみた!!

ナイキ エア ズーム ペガサス 36 トレイル

トレイルシューズなので、サポート性が高いアッパーではあるものの、3モデルの中では比較的薄手の部類に入ります。熱がこもりやすい足の甲サイドヒールにかけて通気孔を設けているので、自身の汗湿気を適宜外へ逃してくれます。また、シュータンは薄手で走行中にズレにくい形状を採用。足当たりはやや硬めですが、シュータンがズレた際の不快感よりは良いのでは?と感じます。せり上がったヒール部分は、通常モデル同様の効果を発揮。アキレス腱の不快感軽減し、対空時間を向上させ、少ない歩数でレースを走破することを可能にしてくれます。シューレース部分には、フライワイヤーを各2本ずつ配置しているので、サイズの細かい微調整が可能です。なお、3モデルで唯一リフレクティブと呼ばれる反射素材をヒールに配置しており、暗い夜道の走りも安心安全に行える。

ナイキ エア ズーム テラ カイガー 5

今回紹介する3モデルの中で1番薄いアッパーです。しかし、足先ヒール合成樹脂シューホール周り合成皮革と補強パーツでしっかりサポートしています。無駄のない部分を補強しているため、軽量不快感のない上級者も納得のアッパーとなっているように感じます。また、前足から中足までをオープンな編み込みにすることで通気性を、中足からヒール部分をタイトな編み込みにすることで足がブレないホールド感を実現。高級なエンジニアードメッシュ(フライメッシュ)をフルに活かしたアッパーとなっています。こちらもシュータンは薄めのズレ防止構造を採用。足当たりを犠牲にしていますが、ズレて止まって直すよりマシだと思います。シュータンが厚いとシューレースが緩みがちです。上級者はピタッとしたサイズ感も非常に大切と考えているため、ランレベルに合った構造ではないでしょうか。

ナイキ エア ズーム ワイルドホース 5

サポート重視の重戦車と言いましょうか…厚手でサポート性に優れたアッパーとなっています。通気孔を全体的に設けていますが、合成樹脂の補強パーツが大部分を占めているので、他の2モデルと比べると通気性は物足りないかもしれません。しかし、サポート性は抜群で、特に荒れた環境下で活躍してくれる相棒となるでしょう。落差がある環境岩などが転がる荒れた路面でのランニングを安心して行えるのが1番の強みだと思います。細かい部分にはなりますが、シュータンが分厚く足当たりが良いことも、選択する上で大切なポイントになると思います。

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各モデルのミッドソールの違いをまとめてみた!!

ナイキ エア ズーム ペガサス 36 トレイル

クッションが語源となっているクシュロン素材と、前、後に配置されたズームエアが組み合わさった柔らかさ反発性両立させたバランス力のあるミッドソールの構造になっています。ズームエアの配置以外は通常のペガサス 36と同じなので、馴染みのある組み合わせではないでしょうか。オフセット(ドロップ)は、10mm(前足13.5mm、ヒール23.5mm)3モデルの中では1番傾斜があり、初心者でも楽に前へ進むことが可能です。上級者であれば、足の動きと地面を感じにくいかもしれませんが、クッション性はピカイチなので練習用として重宝すると思います。

ナイキ エア ズーム テラ カイガー 5

クッション性反発性軽量性耐久性の全てを高水準で兼ね備えているリアクト素材+ズームエアをヒールに配置した構造が、上級者も納得の反発性重視ミッドソールに仕上がっています。また、前足部分にはロックプレートと呼ばれる足を保護するパーツが配置されているので、激しい走りをした際でも、足への跳ね返りをダイレクトに感じることはありません。オフセット(ドロップ)は、4mm(前足10.5mm、ヒール14.5mm)と低く、着地から蹴り出しまでの動作を地面を感じながら行うことが可能です。なお、前足部分サイドに刻まれている斜めの溝は、空気抵抗を抑えスピードを殺さず走り抜けられます。

ナイキ エア ズーム ワイルドホース 5

サポート性を重視したアッパーの影響で重量があるため、ミッドソールには反発性があり軽量なファイロン素材を採用しています。もちろん、ヒールにはズームエア前足には保護パーツのロックプレートを配置しています。オフセット(ドロップ)は、8mm(前足12mm、ヒール20mm)3モデルの中間適度な推進力と足裏の自由度を感じると思います。良い意味で中途半端なので、他の2モデルを試し合わなければ選択するのがベストかもしれません。また、ミッドソールサイドの無数の溝は、力が入るたびにグッと沈み込みクッション性を提供してくれます。足りないクッションを溝で補うとは…天晴れです。

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各モデルのアウトソールの違いをまとめてみた!!

ナイキ エア ズーム ペガサス 36 トレイル

ペガサス 36の構造を基本とし、細かい溝と深い凹凸を配置。また、粘着力の高いラバーを採用しているので、濡れた路面に対してのグリップ力は抜群です。やや柔軟性は劣りますが、荒れた路面濡れた路面に対応した通常版ペガサス 36と考えると分かりやすいと思います。画像では見えにくいですが、印字されている数字はオフセット(ドロップ)を指しています。

ナイキ エア ズーム テラ カイガー 5

前後に分離したラバーアウトソールが特徴的。粗めの凹凸と粘着力の高いラバーが、荒れた路面濡れた路面に対応してくれます。また、前後に分離しているラバーの形状から、フォアフットヒールストライク走法にオススメです。こちらも、数字が印字されていてオフセット(ドロップ)を指しています。

ナイキ エア ズーム ワイルドホース 5

足全体に凹凸のあるラバーを配置。前足が粗め中からヒールが細かい凹凸となっています。また、前足中央部(前足の赤い部分)のみが粘着力の高いラバーを採用。蹴り出しの動作フォアフット走法を意識した形状となっている。また、れた路面を走る際は基本前足部分を軸にするため、トレイルシューズとして理に適った構造と言えます。

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さいごに…

フォアフット→カイガー>ペガサス=ホース
ミッドフット→ペガサス>カイガー=ホース
ヒールストライク→ペガサス>ホース>カイガー

クッション性→ペガサス>カイガー>ホース
反発性→カイガー>ホース>ペガサス
軽量性→カイガー>ペガサス>ホース
耐久性→カイガー>ホース>ペガサス

まとめると、上記位置付けとなるかなと思います!!

もちろん、感じ方は個々の走法身長体重などで様々だと思いますので、軽い参考程度に捉えて下さいね!!

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