目次
はじめに…

今回は、2021年4月にリリースされたナイキランニングシューズで最もメジャーなシリーズ”ペガサスシリーズ”の最新作”エア ズーム ペガサス 38”を徹底攻略していきます!
”ペガサスシリーズ”とは、ナイキが展開している全てのジャンルのシューズの中で最も後継品がリリースされているモデルとなっていて、あのジョーダンシリーズ(2021年6月現在35までリリース)を凌いで38番目までナンバリングされている歴史の深い、そして多くのランナーに愛され続けているシューズなのです。
ここまでナンバリングされていると期待値が高く、また、変化しすぎてもいけない調整が難しいシューズとしても有名です。
そのため、都度賛否が分かれる面白いランニングシューズとなっています。
果たして本作”エア ズーム ペガサス 38”はどうなのか…。
その辺もネット上の声とともに紹介していきますので、最後までご確認いただけると幸いです。
それでは、基本的な情報から確認していきましょう!!
ペガサスシリーズは、31→大アップデート / 32→小アップデート / 33→大アップデート / 34→小アップデート…と2モデル周期でアップデート内容が異なるユニークなランニングシューズです。そのため、タイトルにもあるとおり本作エア ズーム ペガサス 38は前作から少しだけ進化しているマイナーアップデートモデルとなります。

エア ズーム ペガサス 38の基本情報

スタイル:
メンズレギュラー幅→CW7356
メンズエクストラワイド幅→CZ1815
メンズNike By Youナロー幅→DJ0967
メンズNike By Youレギュラー幅→DJ0958
メンズNike By Youワイド幅→DJ0959
メンズフライイーズ→DA6678
ウィメンズレギュラー幅→CW7358
ウィメンズワイド幅→CZ1819
ウィメンズNike By Youナロー幅→DJ0971
ウィメンズNike By Youレギュラー幅→DJ0972
ウィメンズNike By Youワイド幅→DJ0973
ウィメンズフライイーズ→DA6698
ジュニア→CZ4178
価格:
通常版(フライイーズ含む)→14,300円(税込)
Nike By You→18,150円(税込)
対象ランナー:フルマラソン3時間半〜初心者 / 毎日のジョギング / ウォーキング
重量:
メンズレギュラー幅28cmで約305g
ウィメンズ25cmで約270g
オフセット(ドロップ):10mm
素材:
アッパー→合成繊維 / 合成樹脂
アウトソール→ゴム底
過去モデルとの違いを比較してみた!

商品名 | ペガサス 38 | ペガサス 37 | ペガサス 36 |
---|---|---|---|
重さ(28cm) | 約305g | 約285g | 約272g |
オフセット | 10mm | 10mm | 10mm |
アッパー | サンドウィッチメッシュ | トランスルーセント風エンジニアードメッシュ | エンジニアードエリートメッシュ |
ミッドソール | リアクト+前足ズームエア | リアクト+前足ズームエア | フルレングスズームエア |
アウトソール | ワッフルソールとクラッシュレールと前足の溝 | ワッフルソールとクラッシュレールと前足の溝 | 五角形のハニカムパターンとクラッシュレール |
- ナイキ エア ズーム ペガサス 38には、新しい足型を使用して、つま先部分のゆとりを増やしています。ペガサス 36以前のモデルと似た履き心地に仕上がっています。
- 中足部のウェビング システムがフィットバンドと連動し、シューレースの締め方によって自分の好みのフィット感を生み出すことができます。
- 柔らかくて通気性のあるサンドウィッチ構造のメッシュ素材が、エリートから初心者まで全てのランナーに快適さと機能性を提供します。
- シュータンはアッパーから独立して動く構造で、フォームも追加しています。
- ナイキ エア ズーム ペガサス 37と同じ調整のミッドソールを引き続き使用しています。全面にナイキ リアクト フォームを使用することでクッション性と反発性を提供し、スムーズな体重移動を実現しています。
- 前足部のズーム エア ユニットが反発性とエネルギーリターンを提供します。
- ナイキ エア ズーム ペガサス 38のフライイーズ バージョンは、ジッパー開閉式で、結ぶ必要のないシューレースのため、片手でフィットを調整することができます。
- Nike By Youで、お好みのナイキ エア ズーム ペガサス 38をデザインすることができます。アーチの高さ、アウトソールのトラクション素材、シューレースに加えて、履き口も、従来のシューレースのものか、フライイーズかを選択することができます。
簡易的な比較表とNIKE NEWSより引用した内容となりますが、参考にしてください。

新しい素材”サンドウィッチメッシュ”を採用

前作37に採用されていたトランスルーセント風のやや硬いメッシュ素材から足触りが良く伸縮性に優れているサンドウィッチメッシュへとアッパーの素材を一新。最初から最後まで快適に走ることを可能にしてくれるサンドウィッチメッシュが、初心者からエリートランナーまで全てのランナーをサポートしてくれる。
中足部のウェビングシステムがフィット感を向上させてくれる

前作37に採用されていた独立構造のシューホールからフィットバンドと連動する形で搭載されているウェイビングシステム(ベルト状)へ中足部の構造を変更。シューレースの結び具合の強弱でより細かいサイジングが可能となった。
シュータンの形状が厚手になった

薄手のレーシングシューズのようなシュータンが採用されていた前作37から厚さを変更。より厚手にすることで快適性を底上げしている。また、シュータンを独立した構造にすることで個々の足の形状と動きに合わせた対応が可能となった。
前足が広めの新しいラストを採用している

前作37と比較すると前足が広めのラストを採用。ペガサス36以前のモデルと似た広めの前足部分が地面を掴みながら力強く走ることを後押ししてくれる。無駄のないパワーの変換を可能にしてくれるイメージ。
足首とヒールの形状
前作37と比較すると足首部分が厚手で肉厚になっている本作エア ズーム ペガサス 38。快適性とフィット感を僅かですが高めてくれている。また、デザインとの声も多いがヒール部分にヒールカウンターのようなサポートパーツ風の構造も見受けられる。機能性に影響するのであれば両者ともフィット感の向上に一役買っていると言える。

前作と変わらないリアクト+前足ズームエアのミッドソール構造

本作エア ズーム ペガサス 38のミッドソールは、前作37と同じ構造を作用。メイン素材のリアクトはナイキが2017年に初めて独自開発した素材で、反発性、クッション性、軽量性、耐久性の全ての機能を高水準で提供してくれる。そのリアクトの反発性の部分を更に高める形で前足に大型のズームエア(繊維状の素材と空気を敷き詰めた高反発素材)を内蔵。着地時、蹴り出し時にパワーを効率的に推進力へ変換してくれる。
性別やシューズサイズに応じてズームエア内の圧力は調節されています。メンズ>ウィメンズ>ジュニアの順で反発性が高く高負荷となっているので、身体を考え性別に合ったモデルを選択しましょう。
アウトソールもミッドソール同様に前作の構造を継続

ミッドソール同様にアウトソールも前作37と同じ構造を採用している。ナイキお馴染みのワッフルパターンがグリップ力とクッション性を、外側に走っているクラッシュレールが更にグリップ力を高めてくれている。また、特徴的なのは前足に刻まれている溝。前足に大きく深い溝を刻むことで柔軟性を底上げし、足裏にストレスの少ない正しい足運びでランニングを行うことを可能にしてくれる。

サイズ感について

個人的な感想+ネット上の意見をまとめると『前作と大きな差はない』という答えに行きつきました。素材の違いから使用していく中でのサイズの変化は異なると思いますが、現時点では前作に近い下記サイズ感と言っておきたいです。
”サイズ表に順次したサイズ感”
ネット上の評判をまとめてみた!

この項目では、ネット上で語られているを使用した感想をまとめて紹介していきます!

現在走行距離600kmですが目立った破損はなく耐久性が高い印象を受けています。

靴紐が解けにくいと感じました。前作と比べると見た目は同じですが若干ソフトなのでその影響かな。前作の靴紐が解けやすいと感じている方には朗報です。

前作と比較すると水への耐性が低いと感じています。トランスルーセントは水への耐性が強い素材だったのに対し、本作のサンドウィッチメッシュは水への耐性が低く、浸水を許し、その結果重量が増加…。雨の日のランには適していなと私は思います。

アウトソールの構造や素材に対してのアップデートはないはずですが、アウトソールのグリップ力が上がっている気がします。こっそり素材を変えたのかな?

全体的に厚みがました本作。前作と比較すると通気性に難があるように感じます。真夏のカンカン照りで使用するのが少し怖いです…。

重さが増してしまった影響でスピードを出すと少し辛いです。重さが目立ってしまうので、スピードの上げ過ぎには注意したいです。

エア ズーム ペガサス 38の機能面を評価してみた!

クッション性:★★★★☆
反発性:★★★★☆
軽量性:★☆☆☆☆
耐久性:★★★★☆
グリップ力:★★★★☆
柔軟性:★★★☆☆
安定性:★★★☆☆
デザイン性:★★★★☆
価格:★★★☆☆

クッション性と反発性はキープ。しかし、軽量性が…。その辺の兼ね合いは非常に難しいですが前作と比較しても大幅な違いはありませんので、まずは軽い気持ちで試着してみることをお勧めしたいです!!
さいごに…

いかがでしたでしょうか?
販売からしばらく時間が経過しているため、本ブログ以外にも様々な情報がネット上に掲載されています。
しかし、”まずは試着したい”と考える方がほとんどではないでしょうか?
そこで、Nike.comを活用し、実際に足入れをしてから使用の判断をすることをオススメしたいです。
下記記事を参考に返品(無料)を踏まえた購入をまずは検討してみてください。

「商品を知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!