目次
はじめに…

今回は、コスパ最強のナイキランニングシューズ”ナイキ エア ズーム ライバル フライ 3 ”を徹底レビュー!
往年のライバルシリーズの正当な後継モデルでもあるライバルフライシリーズは…
1万円を切る格安の価格
値段に反比例した高いスペック
がコスパ最強と言われており、学生を中心に多くのランナーを魅了しています。
また、知名度を上げた今…ナイキを代表するランニングシューズと言っても過言ではないかもしれません。
そんなライバルフライシリーズの最新作”ナイキ エア ズーム ライバル フライ 3 ”は…
アッパーをフルアップデート
ミッドソールの柔らかさがUP
アウトソールの形状を一新
などなど…
前作から大幅なアップデートが施されています!
上記3点のアップデートポイントを中心に”ナイキ エア ズーム ライバル フライ 3 ”を紐解いていきましょう!!

データで振り返る”ライバルフライシリーズ”

商品名 | ライバル フライ | ライバル フライ 2 | ライバル フライ 3 |
---|---|---|---|
重さ(28cm) | 約233g | 約228g | 約250g |
オフセット | - | 7.7mm | - |
アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | アトムニット風メッシュ |
ミッドソール | クシュロン+前足ズームエア | クシュロン+前足ズームエア | クシュロン+前足ズームエア |
アウトソール | 前足に切れ込み 8割の面積にラバー | 前足に切れ込み 8割の面積にラバー | 全体に切れ込み ラバーを3つに分け面積縮小 |
簡易的ではありますが、振り返りにご活用ください。
上記はメンズモデルのデータです。また、掲載HPなどでデータに差があると思いますが、上記内容は基本的に公式にて掲載されている内容から抜粋しています。

ライバル フライ 3の基本情報

価格:
9,350円(税込)
対象ランナー:
毎日ランニングする方(〜20km)
スピードトレーニング用(初心者〜中級者)
※構造上フルマラソンには不向きです
重量:
メンズ28cmで約250g
ウィメンズ26cmで約196g
オフセット(ドロップ):
現時点で公式情報なし
素材:
アッパー:合成繊維 / 合成樹脂
ミッドソール:クシュロン / ズームエア
アウトソール:ゴム底

自身が現在使用しているランニングシューズと比較してみましょう!

ライバル フライ 3のアッパーをレビュー!
改良されたメッシュアッパー
ライバル フライ 2 ライバル フライ 3
シュータン部分の構造が大幅に変更されている
ライバル フライ 2 ライバル フライ 3
画像を見ると一目瞭然。非対称だったシュータン部分が左右対称の構造に変更。シュータンの形状も足首に合わせてV字の切れ込みを加えている変更点が施されています。左右非対称のメリットだった圧迫感を軽減してくれる効果はなくなってしまいましたが、足の甲部分のフィット感が向上しています。人によっては圧迫感が不快と感じる方もいるようなので、合う合わないが如実に現れる変更点かもしれません。試着の際はこの点に注意を払い、足踏みなどをした上で、甲部分の塩梅を確認してみてください。
ヴェイパーフライシリーズから引用した補強パーツ
ヴェイパーフライ ネクスト% 2 ライバル フライ 3
前作申し訳程度に配置されていたつま先部分の補強パーツをトップモデル”ヴェイパーフライ ネクスト% 2”から引用した”大胆な広範囲補強パーツ”へと変更。最も負荷がかかると言われているつま先部分をカバーすることで、ライバルフライ特有の”毎日走れる高い耐久性”を更に向上させてくれています。機能面以外にもトップモデルのデザインを引用することで、視覚的に早く走れる…そんな印象も与えてくれる細かくも意外と重要なアップデートポイントとなっています。

ライバル フライ 3のミッドソールをレビュー!
柔らかさをプラスしたクシュロン素材のミッドソール
ライバル フライ 2 ライバル フライ 3
クッションが語源となっている柔らかい素材”クシュロン”を初代から継続して採用。しかし、前作から柔らかさをUPさせた再調整されたクシュロンを本作は採用しています。しかし、クシュロン素材はペガサス36以前のバージョンに採用されているクラシックな素材となっているので、リアクトやズームXに馴染みのあるランナーは違和感を感じる可能性があります。しかし、昔ながらのフラットで適度に柔らかい乗り心地が好みのランナーにとってはプラスに働くはずです。また、柔らかさが増したことで短い距離(〜約10km)を推奨していた前作までとは異なり、約〜20kmのランも快適に行うことが可能となっています。ライバルフライシリーズがフルマラソンで活躍する日も近い…?ちなみに、構造は前作同様”前足にズームエア(フォアフット走法向け)”が搭載されています。
⬆️ズームエアの詳細はこちら⬆️

ライバル フライ 3のアウトソールをレビュー!
トップモデルを模したハイスペックアウトソール
ライバル フライ 2 ライバル フライ 3

ライバル フライ 3のサイズ感について

個人的な感想を多く含みますが…
『サイズ表に忠実なスタンダードサイズ』
上記印象を私は受けています。ナイキランニングシューズで多く採用するサイズ(マイサイズ)で問題なく使用できるはずです。素材の強度が向上に伴い、素材の伸びもそこまで気にする必要はないと思います。
管理人の足形データ
右足
足長:26cm(素足) / 26.5cm(ソックス着用)
足幅:10.1cm(素足) / 10.5cm(ソックス着用)
足囲:25cm(素足) / 25.4cm(ソックス着用)
足首:25cm(素足) / 26cm(ソックス着用)
左足
足長:25.5cm(素足) / 26cm(ソックス着用)
足幅:9.9cm(素足) / 10.3cm(ソックス着用)
足囲:24.8cm(素足) / 25.2cm(ソックス着用)
足首:24.5cm(素足) / 25cm(ソックス着用)
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ライバル フライ 3の機能面を評価してみた!

クッション性:★★★★☆
反発性:★★★☆☆
軽量性:★★☆☆☆
耐久性:★★★★★
グリップ力:★★★★★
柔軟性:★★★★☆
安定性:★★★★☆
デザイン性:★★★★☆
価格:★★★☆☆

前作と比較するとクッション性と柔軟性が向上。それに伴い反発性が軽減している…簡単にお伝えするとそんな感じです。シュータン部分の大幅な変更による履き心地の違い、柔らかさの異なるミッドソールによるライド感の違いは好みが大きく分かれてしまうのかなと…。しかし、個人的には”価格据え置きでトップモデルに近づいた”という点は高評価だと思います。あとはミッドソールの素材さえ変われば…。

さいごに…

いかがでしたでしょうか?
カーボンプレートやダブルズームエアが評価される現在の環境では”物足りない印象”を受けてしまうかもしれません。
しかし、ナイキのクラシックなランニングシューズが好きな方はもちろん…
体が出来上がっていない部活性やランニング初心者
の方にとっては値段以上の高い機能性にポジティブな驚きを感じることでしょう。
また、初めてナイキランニングシューズを使用する方にとっては、ズーム エアなどのナイキのテクノロジーに触れることができると共に、馴染みのある基本的なランニングシューズの構造を採用している本作”ライバル フライ 3”は違和感なく使用することができると思います。
しかし、まずは試し履きしてみたいですよね…?
そこで、Nike.comを活用した、無料の試し履きをしてみましょう。
下記記事を参考に返品(無料)を踏まえた購入を検討してみてはいかがでしょうか。

「商品を知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!