目次
はじめに…

今回紹介するナイキシューズは、2020年8月27日(木)に販売されたナイキ最新のランニングシューズ”ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%“です。
公式でも細かい情報が紹介されている注目のランニングシューズとなっているので、すでにどのようなシューズなのか知っている人が多数だと思います。
簡単にまとめると…
アルファフライをメインシューズに使用している方の練習用のシューズ
となっています。
もう少し細かく紹介するのであれば…
✔️シンプルで軽量なフライニットアッパー
✔️4種類の素材が合わさったハイスペックなミッドソール
✔️安定感を重視したアウトソール
となっていて、特に4つの素材が入り乱れているミッドソールが影響して複雑なランニングシューズに見えがちですが、意外とシンプルで扱いやすいランニングシューズとなっています。
また、アルファフライをメインシューズに使用している方以外でも使い道のある万能な仕上がりとなっているので、早速ではありますがアッパーから順に細かく紹介していていきたいと思います。

待ってました!
どのような位置付けのランニングシューズかイマイチ分かっていないので、今回の記事で勉強させていただきます!!

女性用のモデルも販売されているようなので、女性視点で使えるシューズなのか確認したいと思います♪

お任せあれ!気合を入れてレビューしていくよ!!

ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%の詳細を確認しよう!

テンポ ネクスト%の製品情報
スタイル:CI9923(メンズ)、CI9924(ウィメンズ)
価格:24,200円(税込)
対象タイム:サブ3〜サブ4
オススメ用途:サブ3、3.5のランナーの練習用、サブ4ランナーのレース用
重量(重さ):メンズ28cmで約274g
オフセット(ドロップ):10mm(前足35mm / ヒール45mm)
シューレースの長さ:メンズ28cmで約100cm
目安の寿命:約480〜800km
素材→
アッパー:合成繊維
ミッドソール:ズームX、ナイロン混カーボン、リアクト、ズーム エア
アウトソール:合成底

基本情報は意外と重要なので、要点をしっかり押さえて下さいね!

テンポ ネクスト%のアッパーをレビュー
ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%のアッパーは、軽量なフライニット素材に合成樹脂を混ぜた特殊なフライニット を採用しています。
ここで注意しなければいけないのが、アルファフライとは素材が異なると言うことです。
アルファフライ:アトムニットと呼ばれるフライニット素材を熱で定着させた素材
テンポネクスト:フライニットに合成樹脂を混ぜた素材
個人的に感想ではありますが、ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%の方が合成樹脂が混ざっている影響で少し硬い印象を受けました。
この違いは、履き心地とサイズ感に影響を与えています。
アトムニット:通常のフライニットよりは硬い画そこまで履き心地に影響はない。通気性が非常に高い印象。
合成樹脂を混ぜたフライニット :アトムニットより硬く履き心地が悪い。グッとしまっているのでタイトに感じる(詳細はサイズ感の項にて)。耐久性はフライニット素材の中で高い部類に入る。イメージはフライニットロフト。
こんな感じでしょうか。
上級ランナーのトレーニングシューズとなっているので、耐久性を重視しているのかなと個人的には思っています。
その他箇所はそこまで複雑ではなく…
✔️前足とサイドの一部が単層フライニットを採用し通気性が高い
✔️足の甲から足首にかけては従来のフライニット素材を採用(伸縮性が高く快適)
✔️負荷のかかるつま先部分には合成樹脂の補強パーツが配置されている
✔️シュータン一体型の構造を採用
✔️ヒールにはお馴染みのTPUパーツが内蔵されている(耐久性とフィット感向上)
上記ようにアルファフライに近いシンプルな構造を採用しています。
アッパーの素材とサイズ感さえ気にならなければ、違和感なく使用できると思うので、上記内容を参考に前向きな購入検討をして良いと思います。

テンポ ネクスト%のミッドソールをレビュー
ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%のミッドソールは過去最多と言っても過言ではないであろう異なる4種類の素材を組み合わせています。
使用されている素材をまとめると…
ズームX素材:前足から中足にかけて配置されている。反発性と軽量性はナイキのミッドソールフォームの中でトップの機能性。適度なクッション性も兼ね備えているが耐久性が非常に低くたの素材と組み合わせなければフルマラソン4回程度で寿命を全うしてしまう。
リアクト素材:ヒールに厚手に配置されている。クッション性、反発性、軽量性、耐久性の全てを高水準で提供してくれる素材。ズームX素材の低い寿命をサポートしてくれている。
カーボンプレート:ズーム エアの上に内蔵されている素材。今回使用されているプレートはアルファフライとは異なるナイロン混カーボンプレート。純カーボンと比べると反発性は劣ってしまうが柔軟性は優っているのでレベル問わず使いこなすことが可能。
ズーム エア:目に見える形で前足に2つ搭載されている。ナイキ史上最高の反発性をランナーに与えてくれる。今回のようなダブルズーム エアは使いこなすのが難しいと言われているが、アウトソールの形状と相待ってアルファフライよりは扱いやすくなっている。
このような感じになっています。
使いこなすのが難しいアルファフライの練習用として最適な素材の選択と配置と言えるのではないでしょうか。
特に、リアクト素材とナイロン混カーボンプレートが重要で、リアクト素材がヒール着地に対応し寿命を底上げ、ナイロン混カーボンプレートの柔軟性がプレートの上手な使い方と硬いと言う欠点を補ってくれています。
初心者ランナーにとっては硬い印象を受けるかもしれませんが、高い目標を掲げているランナーであれば記録云々ぜひ使用してほしいミッドソールの構造と素材となっています。

テンポ ネクスト%のアウトソールをレビュー
ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%のアウトソールの、基本構造はアルファフライと同様です。
柔軟性を重視し、足の感覚を生かした上級者の走りに向けて作られた基本構造は変わらないのですが…
✔️前足のラバーの面積が広がった
✔️ズーム エアの形がくっきりと浮き上がるデザインに変更
✔️ヒール部分に前足同様のラバーが配置された
上記3つの項目が変更となっています。
面積が広がり前後にラバーが配置されたことで走法問わず高い安定性を提供し、ズーム エアの形がくっきりと浮き出たデザインにしたことで、アルファフライでは感じにくかったズーム エアの反発がより敏感に感じられるようになりました。
特に、ズーム エアの反発がより敏感に感じられるようになった点が重要で、アルファフライに最適なフォアフット走法を身につけることが可能となりました。

テンポ ネクスト%のサイズ感について

アッパーの項目でもお伝えした通り、合成樹脂が混ざったフライニット素材の影響で、特に足幅がタイトに感じます。
普段どのカテゴリのシューズも28cmでちょうど良い私ではありますが、28.5cmを選択すべきだったと後悔しています。
足幅に不安を感じている方は、0.5〜1cmサイズUPを検討することをお勧めします。
下記に私の足のサイズ情報を記載するので、合わせて参考にしてみてください。
なお、30日間返品ポリシー適用のシューズとなっているので、オンラインで購入する場合は、Nike.comを選択しましょう!!
右足
足長:26cm(素足) / 26.5cm(ソックス着用)
足幅:10.1cm(素足) / 10.5cm(ソックス着用)
足囲:25cm(素足) / 25.4cm(ソックス着用)
足首:25cm(素足) / 26cm(ソックス着用)
左足
足長:25.5cm(素足) / 26cm(ソックス着用)
足幅:9.9cm(素足) / 10.3cm(ソックス着用)
足囲:24.8cm(素足) / 25.2cm(ソックス着用)
足首:24.5cm(素足) / 25cm(ソックス着用)
※1 ナイキ推奨のサイズ測定方法で測定
※2 足囲は親指の付け根の一番出っ張っているところと小指の付け根の一番出っ張っているところを測定
※3 足首はくるぶしの出っ張りを軸に測定

テンポ ネクスト%の機能面を評価してみた!

クッション性:★★★★☆
反発性:★★★★★
軽量性:★★★☆☆
耐久性:★★★☆☆
グリップ力:★★★★☆
柔軟性:★★★☆☆
安定性:★★★★☆
デザイン性:★★★☆☆
価格:★★☆☆☆

アルファフライと比べると、耐久性と安定性がました印象です!
この評価であればアルファフライの練習用としてはもちろん、レース用シューズとしても活躍してくれるはずです!!

サブ4レベルの僕としては、ぜひレース用に使用してみたい一足だと思いました!
アルファフライは使いこなせなかったので、使用するのが楽しみです!!

私もアルファフライは履きこなせなかったので、もっと早く走れるようになったらまずはテンポネクストを買ってみたいと思います♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?
簡単にナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%を説明するなら『万能なランニングシューズ』です。
名前の通りテンポランから上級者の様々な練習に対応すべく誕生したナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%は、初心者から中級者であっても上を目指す方であれば使いこなすことができると思います。
まずは物は試しです!!
Nike.comの返品制度を活用して、実際の環境でテストランしをてみていかがでしょうか?

「シューズを知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!