目次
はじめに…

今回は2020年ナイキランニングカテゴリのナイキフリー最強の素足感覚シューズ”ナイキ フリー ラン フライニット 3.0 2020”を分解していきます。
注目ポイントは、
上記2点となっています。
特にミッドソールの内部構造は必見です!!
個人的にも初めて知った内部構造の工夫に感動しました。
内部構造を知ることで、ナイキフリーへの理解度を深め、より効率的な足裏のトレーニングが実施できると思います。
また、単純に「シューズって面白いな!」と感じて頂ければ嬉しいです!!
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フリー ラン フライニット 3.0 2020のアッパーを分解

まずはアッパーの分解から。
サポート性を敢えて提供しないことがナイキフリーの良さでもあるので、アッパーは極薄仕様になっています。
レビュー記事でも紹介した通り、

サイド部分やシュータン部分が異なる編み込みやフライニットの素材となっているのが分かると思います。



アッパーを裏返すとこんな感じです。
特に表面と変わりがないことが分かります。
サポートパーツが裏に付いていたり、クッション材の配置もありません。
レビュー記事、動画でお伝えした右足に痛みを感じさせたのは、上記画像3枚目のヒール部分の縫い目です。
結構ゴワついているので注意が必要です。

アッパー最後は重量を紹介。
アッパーのみで片足約31gと史上最高の軽さではないでしょうか?
1円玉31枚分の重さとは恐れ入りますね。。。

フリー ラン フライニット 3.0 2020のミッドソールを分解

インソール面裏比較画像と

断面図です。
特別工夫されたインソールではなく、ナイキランニングシューズの中でもデフォルトかつ最小限の仕様となっています。
この仕様も足への負荷を敢えて与えるためのものだと思われます。

「紹介しなくてもいいのでは?」と思ったのですが、頑張って外したので少しだけ紹介させて下さい!!
ストロベル部分…すなわちインソールの下に配置されているサポートパーツとでも言いましょうか。

ストロベル裏側には足型の記載が。。。
MR-53H-KTが足型の種類です。
前作とおそらく同じだと思いますが、特にこれに対し情報がないのでスルー。
次回作との比較に用いることとします!!
次はいよいよ分解して良かったと心から思える部分!
最大注目ポイントでもあるミッドソールの内部構造です。

ストロベルを剥がすとこのような構造になっています。
素直に凄くないですか!?
アウトソールの切れ込み以外に内側に切れ込みと円形の穴が配置されています。

前足部分の切れ込みのアップと

ヒール部分の円形の穴のアップ画像です。
前足は柔軟性をより提供するための構造
ヒール部分はクッション性をより提供するための構造
となっている感じですかね。
この構造が知れたことで、ナイキフリーへの興味と理解度が高まったと同時に、分解屋としては次回分解予定の5.0やその他ナイキフリーの内部構造も気になって仕方がありません。。。

フリー ラン フライニット 3.0 2020のアウトソールを分解

前作と変更点がないので特に言うことはありません。。。
使用感とデザイン性をお楽しみ下さい。
何か言うとしたら着地部分に小さい砂利が結構入るので使用後のケアを徹底しましょう。
破損に繋がる可能性大なので要注意です!!

さいごに…

最後に断面図を紹介。
秀でてこれだ!と紹介することはないのですが、通常触ることができる外側とは異なる柔らかさが内側にはあるように感じました。
動画を見て頂ければもう少し伝わるかもしれないですが、プニプニ気持ちの良い柔らかさと思って下さい。
本当に足への負荷を第一に考えているため、サポート性を削って削っての構築だと思うのですが、細かい部分はシューズへのネガティブな印象を絶妙な塩梅で打ち消す工夫がされている印象を受けました。
レビュー記事、動画と合わせて購入の判断材料、効率的なナイキフリーの使用に繋げて下さい!!
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アッパーの内側
ミッドソールの内部構造