目次
はじめに…

今回は、色々な意味で【インパクトが過去最大】となっている、レブロン・ジェームズ最新シグネーチャーバスケットボールシューズ”レブロン 19”を徹底レビューしていきます!!
注目ポイントは…
抜群のクッション性と安定性
からの…
過去最大クラスの重量と悩ましいグリップ力
ポジティブとネガティブな要素がそれぞれ2つずつ含まれているという点です。
冒頭に紹介した通り『色々な意味でインパクトが過去最大』の問題作”レブロン 19”を早速確認していきましょう!!
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まずは使用者のレブロン・ジェームズを知ろう!

年齢:
35歳(2020年8月現在)
身長:
206cm
体重:
113kg
ウイングスパン:
214cm
ポジション:
ポイント・フォワード(レブロン自身はポジションは”レブロン”と語っている)
出身地:
アメリカ合衆国
プレースタイル:
得点、リバウンド、アシストの全てをこなせるオールラウンダー。チームメイトを想い、チームプレーに徹する自己犠牲の精神も兼ね備えている”人間的にも素晴らしい”選手。

レブロンに近い体格、ポジション、プレースタイルであればあるほどシューズの機能を活かすことが可能です。
身長や体重は難しいかもしれませんが、ポジション、プレースタイルが似てる方は多いと思います。
また、「レブロンのようなプレーがしたい!」という強い思いだけでも、使用する価値があると私は思っています!!

レブロン 19の基本情報

商品名:
レブロン 19
価格:
メンズ→26,400円(税込)
ジュニア→18,700円(税込)
キッズ→11,000円(税込)
オススメポジション:
SF(スモールフォワード) / PF(パワーフォワード)
オススメプレースタイル:
オールラウンダー / 力溢れるパワフルなプレー
使用選手:
レブロン・ジェームズ
足形(ラスト):
グローバルラスト(細め)
重量:
メンズ27cmで約550g / メンズ29cmで約600g
アウトソール:
XDRではないアウトソール

レブロン 19のアッパーをレビュー!
快適性とサポート性の両立

足の当たる内側部分にメッシュ素材を配置することで履き心地を快適に、そして、外側をトランスルーセント素材で覆うことでシューズ全体のサポート性(ホールド感と安定性、耐久性)を強化しています。レブロンのような大柄でパワフルな選手が使用しても、ズレなどによる足へのダメージを抑え、また、ブレない使用感を提供してくれる頼もしい素材の組み合わせです。バッシュに対して快適性とサポート性を求めているのであれば、その期待にしっかりと答えてくれる素材達と言えます。ナイキではお馴染みのシンプルな素材の組み合わせとなっているので、汎用性が高い点もこの組み合わせの強みとなっています。
トランスルーセント素材とは、合成樹脂で構築されている薄いプラスチックのような素材です。極薄で重量を抑え、サポート性を強化してくれます。通気性と柔軟性も意外と高いというのも強みとなっています。
補強パーツの充実

赤線部分がレブロン 19の主なサポートパーツ配置箇所です。足の甲、両サイド、ヒール部分に合成樹脂のサポートパーツを配置することで、ブレない安定感のあるプレーを可能にしてくれます。大柄でパワフルな選手はもちろんですが、怪我で足に不安を抱えているプレーヤーにとっても、この高い安定感は魅力的です。重量が他のバッシュと比べて重いレブロン 19ではありますが、サポーターを着けてプレーしているかのような高い安定性は武器になります。また、両サイドのサポートパーツは、サイドステップ時にブレーキをかけやすくする効果も期待できるので、相手の動きに合わせたり、不規則な動きを得意とするプレーヤーにとってプラスに働いてくれるでしょう。
こだわりが強いシュータンと足首部分

一見何の変哲もないシュータンと足首部分に見えますが、レブロン 19のシュータンと足首部分は細部にまでこだわりが詰まった仕上がりとなっています。シュータンと履き口に埋め込まれたクッション素材が快適性を、内側に配置されているインナースリーブが高いフィット感を提供してくれます。また、シューレース連動する形でフライワイヤーと呼ばれる軽量で丈夫なワイヤーが、シューレースの結び具合に合わせて細かいサイジングを可能にしてくれます。激しい動きを連続で行うバスケットボールにマッチしたシューズというのは、シュータンと足首部分の構造が意外と重要です。レブロン 19は、常に高いレベルのプレーを安定して、そして安心して繰り出すことが可能なシュータンと足首部分の構造になっていると言い切れるのではないでしょうか。
レブロン 19のシューレース(靴紐)は、薄く細かい凹凸を設けた平紐を採用しています。これは、最も評判の高い構造で、非常に解けにくく、適度な圧迫感が人気となっています。

レブロン 19のミッドソールをレビュー!
柔らかい素材”クシュロン”を贅沢に採用

画像のミッドソール白い部分がクシュロン素材です。クッションが語源となっているクシュロン素材は、その語源の通り非常に柔らかく、衝撃から足を守ってくれます。ナイキのバスケットボールシューズは、主にファイロンと呼ばれる軽量で反発性が高い素材を用いることが多いのですが、レブロン 19は大柄なレブロンがシーズンを通して活躍し続けられるよう、あえて柔らかいクシュロンを採用している形です。バスケットボールシューズにクッション性が足りない、または求めているプレーヤーにとってはこの機会はチャンスかもしれません…。
ズームエアとマックスエアを組み合わせたハイブリッド構造

前作レブロン 18から一新されたエアの構造は、ミッドソールの最重要ポイントです。前作レブロン 18は、フルレングス(足裏全体)のズーム エアにヒール部分の大型のマックス エアという構造を採用していました。今回はその構造を一新。前足にズーム エア、ヒール部分にマックス エアという分かりやすい構造を採用しています。前足を軸において動く際はジャンプやダッシュなどの素早い動作、ヒールを軸において動く際は相手の動きに合わせたディフェンシブな動作が中心となるため、正しい軸足の使い方を覚えられると共に、誰でも扱いやすい良い意味でイージーなミッドソール構造ではないでしょうか。これは個人的に素晴らしいと感じているポイントです。

レブロン 19のアウトソールをレビュー!
新構造”ブレードパターン”を採用している

レブロン 19のアウトソールは、”ブレードパターン”と呼ばれる新しいアウトソール構造を採用しています。均一に並べられている細かい凹凸が地面をしっかりと捉え、360度全ての方向の動きにしっかりと対応してくれます。細かいパターンはグリップ力の高さに定評があるのですが、細い分耐久性が劣ってしまうというデメリットがあり、大柄な選手を中心に使用することの多いレブロン 19にとっては少し悩ましいポイントであるということも忘れてはいけません。高い定価も相まって、購入を躊躇してしまうかもしれませんが、シューズを正しくケアすることで、その欠点を補うことが可能となっているので、使用するのであればケアをしっかりと実施していきましょう。
国内ではあまり聞かれない意見ではありますが、海外では他のバッシュと比べてグリップ力が劣っている(クリーンなコート以外で)との意見がチラホラ出ているようです。原因としては新しい構造で扱いに慣れていない、また、パワー不足(大柄でパワフルな選手の使用を推奨している)であることが挙げられています。実際に使用する際は、様々な環境のコートで使用感を確かめましょう。
セパレートすることで柔軟性を強化

最近は多くのバッシュで採用されるケースが増えているため、馴染みのある構造かもしれませんが、レブロン 19のアウトソールは前後に分かれてる”セパレート”構造を採用しています。全面にラバーを設けているバッシュと比べ、ラバーの面積が少なく、柔軟性が高いというのが特徴となっています。足裏が柔軟ということは、素足に近い自然な動きが可能となり、ストレスのない足の動きが可能です。動きやすく疲れにくくアウトソールと考えると分かりやすいと思います。

どんな人に向いてるの?

これまでのレビュー内容をまとめると…
安定性とクッション性を求めている
プレーヤーに最適なバッシュではないでしょうか。
シューズのズレやブレ、身体への負荷を嫌うプレーヤーであれば必ず気にいるはずです。
また…
鍛えたい
と強く考えているプレーヤーにも最適だと私は感じています。
重い重量がアンクルウエイトのような効果を発揮してくれる…そんなイメージです。
贅沢な話ではありますが、練習やアップ時にレブロン 19を使用し、本番用のバッシュをより軽く感じさせるようにする…なんてことも面白いかもしれません…。

レブロン 19のサイズ感について

グローバルラスト
安定性重視したホールド感が高い構造
主に上記が影響し…
タイトなバッシュ
と言えるでしょう。
特にEPラストやPFラストなどの幅広モデルを使用している方は、サイズUPする必要がありそうです。
普段グローバルラストを使用している方の中でもタイトと感じる方もいるようなので…
試着必須バッシュ
だと私は思います。
管理人の足形データ
右足
足長:26cm(素足) / 26.5cm(ソックス着用)
足幅:10.1cm(素足) / 10.5cm(ソックス着用)
足囲:25cm(素足) / 25.4cm(ソックス着用)
足首:25cm(素足) / 26cm(ソックス着用)
左足
足長:25.5cm(素足) / 26cm(ソックス着用)
足幅:9.9cm(素足) / 10.3cm(ソックス着用)
足囲:24.8cm(素足) / 25.2cm(ソックス着用)
足首:24.5cm(素足) / 25cm(ソックス着用)

レブロン 19の機能面を評価してみた!

クッション性:★★★★★
反発性:★★★☆☆
軽量性:★☆☆☆☆
耐久性:★★★★☆
グリップ力:★★★☆☆
柔軟性:★★★☆☆
安定性:★★★★★
デザイン性:★★★★☆
価格:★☆☆☆☆

評価の波が激しい…そんな印象です。裏を返せば分かりやすいバッシュだと思うので、クッション性と安定性を求めている方は、百聞は一見に如かず…まずは足入れしてみることを強くお勧めしたいです。

さいごに…

以上となります!!
何度もお伝えしていますが、メリットとデメリットがはっきりしているので…
分かりやすいバッシュ
となっているのがレブロン 19だと私は思っています。
他のバッシュと比較すると履かなくてもある程度イメージできるバッシュではありますが、サイズ感が難しいこともあり、一度足入れすることを推奨したいです。
そこで、Nike.comの無料返品制度を活用し、足入れしてみましょう!!
下記に関連記事を掲載いたしますので、本記事と合わせて確認してみてください!!
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「商品を知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!