目次
はじめに…

今回は、ナイキトレイルカテゴリの王道”ペガサス トレイル 3”を徹底レビュー!
『王道』と呼ばれる所以は…
抜群のクッション性
にあり、初代ペガサス トレイルのリリースから多くのユーザーに愛用されています。
そんな抜群のクッション性の秘密は…
ナイキが初めて独自開発したリアクト素材を贅沢に使用
しているから…。
そんなクッション性の秘密を中心に徹底解説。
また、クッション性に隠れてしまって見えない部分の細かい機能性も合わせて解説していきたいと思います。
まずは”ペガサス トレイル 3”を深く知るために『基本情報』から確認していきましょう!!
トレイルシューズとは、舗装されていない路面を走ることに特化しているランニンフシューズです。山道や岩場など過酷な路面を走ることを想定しているため、アウトソールに大胆な凹凸が設けられています。舗装された路面を走ることも可能ではありますが、各シューズに適した路面を走ることで機能を最大限に発揮できるためシューズの機能性を理解することが大切です。

ペガサス トレイル 3の基本情報

商品名:
ペガサス トレイル 3
スタイル:
DA8697(メンズ)
DA8698(ウィメンズ)
価格:
15,400円(税込)
タイプ:
バランス型(様々な路面に対応)
重量:
メンズ28cmで約321.4g(前作は約333g)
オフセット(ドロップ):
9.5mm (前足15mm、ヒール24.5mm)
素材:
アッパー:合成繊維 / 合成樹脂
ミッドソール:リアクト
アウトソール:ゴム底

自身が現在使用しているトレイルシューズと比較してみましょう!

ペガサス トレイル 3のアッパーをレビュー!
前後で編み込み方が異なるメッシュアッパー
前 後
ペガサス トレイル 3のアッパーは、前後で異なる編み込み方のメッシュ素材を採用しています。通気性と柔軟性が求められる前足部分は、細かく柔らかい…そして適材適所にオープンな編み込み方を、安定性の軸となるヒール部分は、タイトでしっかりとした編み込み型となっています。こういった細かい工夫は、走行時のストレスを軽減し、疲労度に関わらずパワフルなランニングを可能にしてくれる頼もしいアッパー…「流石王道のトレイルシューズペガサス様」と言ったところでしょうか。
過酷な環境にも耐えられる耐久性
外 内
ペガサス トレイル 3のアッパーには、過酷な環境下でも存分に力を発揮できるよう耐久性を底上げしてくれるパーツが設けられています。赤丸部分がその補強パーツです。合成樹脂で構成された補強パーツが負荷が最も加わるつま先部分と安定性が必要なヒール部分をしっかりとサポートしてくれています。また、重量を上げすぎないよう必要最小限のサポートパーツが配置されている点も重要です。バランス型のトレイルシューズは軽量であることが求められているため、そんなユーザーの声を反映させた構造となっています。
動きに合わせてフィットするバンドが内蔵されている

ペガサス トレイル 3のアッパーには、目で見えない内側部分に画像矢印のようなバンドが内蔵されています。シューレース(靴紐)と連動する形で配置されているバンドの効果で、靴紐の結び具合に合わせてフィット感を高めてくれます。また、柔軟な素材を採用しているので、動きに合わせて対応してくれる点も嬉しいポイントです。トレッキング中に足中央部をしっかり固定してくれる高い安定性はこのバンドのおかげと言えます。
ペガサスシリーズの伝統的な履き口とシュータンを採用

ペガサス トレイル 3のアッパーは、ペガサスシリーズお馴染みの履き口とシュータンを採用しています。適度に厚く、伸縮性に優れたこの履き口とシュータンは多くのランナーを快適と感じさせる鉄板構造です。走行中のズレやスレを防止するとともに、常に動いている足首部分を快適な状態に保ってくれます。簡単にお伝えすると長い間愛され続けている”バランスの取れた構造”です。物は試し…まずは足入れをしてこの快適さを確認して欲しいと思います。

ペガサス トレイル 3のミッドソールをレビュー!
贅沢に採用されている”リアクト”素材
外 内
ペガサス トレイル 3のミッドソールには、2017年に登場し既にナイキの定番素材となっている”リアクト”素材を贅沢に採用しています。リアクト素材とは、ナイキが初めて独自開発した素材で「クッション性 / 反発性 / 軽量性 / 耐久性」全ての機能が高水準で備わっている万能素材です。そんなリアクト素材を前足15mm、ヒール24.5mm採用しています。また、トレイル用に再構築されている点も注目で、反発性を強化した推進力重視のリアクトとなっています。早く、そして快適に走れるのはリアクト素材の効果と言い切れるのではないでしょうか。
”ボーンライン”が刻まれている

ボーンラインとは、ミッドソールに刻まれている溝を指します。微力ですが軽量性の一端をになっている構造です。また、空気抵抗を抑えてくれる効果もあり、軽快なリズムでサクサク走ることを可能にしてくれます。細かい構造ではありますが、ナイキが拘ってトレイルシューズを作っていることが伝わる嬉しい構造となっています。

マウンテンバイクのタイヤをイメージしたアウトソール

ペガサス トレイル 3のアウトソールは、マウンテンバイクのタイヤをイメージした衝撃波のパターンを採用しています。突起が路面をつかみ、トレイルでもロードでもスムーズな履き心地を提供。また、つま先とヒール部分のグリップ力を強化しているので、アップダウンが激しい環境でも、しっかりとした安定感をキープしてくれます。

サイズ感について

しっかりとしたヒールの作りと中足部に内蔵されているバンドの影響で”タイト”に感じる方が多いかもしれませんが、ナイキの一般的なレギュラー幅(D)のランニングシューズに近いサイズ感となっています。特に神経質になるようなポイントはありませんでしたので、下記記事を参考にナイキサイズ表に順次したサイズ選択をお勧めしたいです。
”サイズ表に順次したサイズ感”

サイズ感に関しては、個人差が大きいため”試着推奨”です!!

ネット上の評判をまとめてみた!

この項目では、ネット上で語られているを使用した方の感想をまとめて紹介していきます!

リリースされている配色が素晴らしい!他のトレイルシューズにはないポップな見た目が非常に素晴らしいと感じました!!

リアクト素材のミッドソールが適度に柔らかく、抜群の反発性を提供してくれています。9.5mmのオフセット(ドロップ)が高すぎると言う声もありますが、私は気になりませんでした。

他社のトレイルシューズ同様”足にピッタリとフィットする”適合性を兼ね備えています。私は外反母趾気味ですが、この快適性に驚いています!!

通気性が最高です。あとはシュータンと足首部分の快適性とヒール部分の高いグリップ力がお気に入りポイントです!!

濡れた路面に弱いと感じました。前作同様乾いた路面で最大限の力を発揮できるシューズだと思います。

前作よりは軽くなりましたが、他社シューズと比較するとまだまだ重いかな。足への負荷を考えるともう少し軽量なシューズに改良すべきだと感じました。

ペガサス トレイル 3の機能面を評価してみた!

クッション性:★★★★☆
反発性:★★★★☆
軽量性:★★☆☆☆
耐久性:★★★★☆
グリップ力:★★★☆☆
柔軟性:★★★☆☆
安定性:★★★★☆
デザイン性:★★★☆☆
価格:★★★☆☆

クッション性と反発性、安定性が高く、その他の機能は平均以上の文字通りバランス型な一足に仕上がっていると思います。軽量性や雨天への対応力…その辺が次回アップデートの課題ですかね…。

さいごに…

いかがでしたでしょうか?
リアクト素材が生むクッション性はもちろんですが、その他に搭載されている細かい機能が伝わっていると嬉しい限りです!!
しかし、”まずは試着したい”と考える方がほとんどではないでしょうか?
そこで、Nike.comを活用し、実際に足入れをしてから使用の判断をすることをオススメしたいです!!
下記記事を参考に返品(無料)を踏まえた購入をまずは検討してはいかがでしょうか?

「商品を知ることはパフォーマンス向上に繋がる」…どーも、スポブラでございます!!