目次
はじめに…
ナイキのサッカースパイクは、2018年現在、現代フットボールに必要不可欠な要素の”スピード”に重きを置き、どのポジションであっても攻撃に参加できるようなスパイクを提供しています。
また、デザインにも力を入れています。
↑クリスティアーノ・ロナウドモデル
↑ネイマールモデル
上記トップ選手のモデルは特に画期的で選手の好みや歴史を踏まえたデザインになっています。
↑マーキュリアル×OFF WHITE
↑マーキュリアル×キム・ジョーンズ
↑ハイパーヴェノム×FIFA
上記コラボ商品も今までに多数販売されています。
今回は、そんなナイキサッカースパイクについて書きたいと思います。
https://スポーツブランド.com/archives/nikesize.html
https://スポーツブランド.com/archives/ナイキシューズのお手入れ方法完全網羅!効率的.html
https://スポーツブランド.com/archives/nikecomreturns.html
https://スポーツブランド.com/archives/category/サッカー
ナイキサッカースパイクのアッパーの基本
ナイキのサッカースパイクのアッパーが選手に提供するのが、
サポート性(保護性)、快適性、質の高いタッチ感です。
タッチ感とは、シュート、パス、ドリブル時に足とボールが触れた時にプレーヤーが感じる感覚のことを指します。
主なアッパーの素材
・フライニット+TPU
この組み合わせは、足と素材の距離が近く、より足に近い位置でボールを捉えることができます。
そのため、裸足に近い感覚でボールをコントロールすることが可能です。
裸足に近いということは、より細かいボールコントロールが可能ということです。
主にトップモデル(エリート)に使用されている、現代サッカーに合わせた最高の素材構造となっています。
・天然皮革(フルグレイン、カンガルー)
主に、ティエンポに使われることが多い、昔ながらの柔らかく滑らかなボールタッチが可能な素材です。
これまでのトップモデルはフライニット+TPUではなくカンガルーレザーを使用することが多い傾向にありました。
カンガルーレザーは、ボールの吸い付きがワンランク上の印象です。
・人工皮革
人工皮革は、天然皮革と比べると軽く耐久性があります。
水に強くお手入れが簡単なところも人工比較の良さです。
・合成素材(マイクロファイバー)
足の形に合わせたフィット感とボールタッチを可能にする合成素材です。
サポート性(保護性)にも優れています。
・カンガライト
上質なカンガルーレザーを再現した人工皮革です。
軽く足全体にピタッとフィットし、優れたボールタッチを可能にする素材です。
その他のアッパーの構造とテクノロジー
ACC(オール コンディション コントロール)
雨などの天候に左右されない加工を指します。
プロ、エリートなどのトップモデルに多く用いられ、ほとんどの場合アッパー部分に印字されています。
ゴーストレース(ファントムビジョン)
シューレース(靴紐)を内側に配置し、外から見えない構造を指します。
これは、シューレースと足との接触点を最低限に減らし、一度紐を引くことで前足部まで均等に圧が分散させるような構造です。
また、内側の見えない箇所にシューレースを配置することで打球面が均等になる効果もあります。
テクスチャード加工
アッパー表面にある合成素材(TPUなど)の凹凸部分を指します。
耐久性、ボールタッチの向上のために用いられます。
ナイキサッカースパイクのミッドソールの基本
サッカースパイクのミッドソールは、TF(ターフ)、IC(インドア)のみ用いられています。
足の感覚、安定性を高めるため、その他のスパイクには用いられていません。
リアクト
柔らかく反発性がある軽量で耐久性に優れたミッドソールです。
ナイキが独自開発したミッドソールで、主にランニングシューズに用いられています。
詳細はこちらの記事で確認できます。
ファイロン素材
適度な硬さと反発性があり超軽量なミッドソール素材です。
インソール(ソックライナー)
ミッドソールがないサッカースパイクはインソールでクッション性を補っています。
EVAを主に使用し、薄いものから厚いものまで様々あります。
EVAは衝撃吸収性に優れています。
ナイキサッカースパイクのアウトソールの基本
ナイキサッカースパイクには、天然芝、人工芝、土などプレイするフィールドに合った様々な種類のアウトソールがあります。
マッチしないタイプを使用すると、最大限のパフォーマンスを発揮できない、早期破損、怪我の誘発など様々な弊害が生じる可能性があるの注意しましょう。
ナイキサッカースパイクのコンセプト
1、快適性〜より軽く、地面からの突き上げを足全体へ平均的に分散させることで快適性をUPさせています。
2、グリップ力〜様々なタイプのアウトソールを用意することで環境に合ったグリップ力を提供します。
3、安定性〜360度の動きに対応するための安定性のある構造になっています。
アウトソールの種類
SG(ソフトグラウンド)
天然芝、雨でぬかるんだ芝用のアウトソールです。
雨が多い北欧を中心に人気があるタイプのアウトソールです。
基本、泥、土、芝を取るためスタッドの着脱が可能ですが、変えのスタッドは付属されていません。
天然芝のプレイでスタッドがすり減ることはあまりないので心配する必要はないのですが、万が一磨り減った場合は他社性の汎用性があるスタッドを購入し使用しましょう。
ナイキではスタッドの別売りはありません。
SG-PRO(ソフトグランド)
・SG-RRO(NIKEiD)
13mm、15mmと長さが異なるスタッドが付属されているプロ仕様のアウトソールです。
※NIKEiDに限り、一部商品にスタッドが付いていないものがあります。市販の汎用性があるスタッドを使用しましょう。
対応フィールドは、SGと同じ天然芝、雨でぬかるんだ天然芝です。
プレイする芝の長さに合わせてスタッドを交換します。
FG(ファームグラウンド)
・FG一覧
ぬかるみの少ない天然芝用のアウトソールです。
一部人工芝(外の短い)で使用できるなどと言われていますが、グリップ力が強すぎてしまい思うようにプレイできません。
早期破損にも繋がりますので、人工芝など他のフィールドで使用しないよう注意しましょう。
HG(ハードグラウンド)
・HG一覧
乾いた芝、土、砂利用のアウトソールです。
主にアジア圏で人気があるタイプのアウトソールです。
硬めの合成素材で構成されていて、耐久性があり地面からの突き上げが軽減されます。
AG(アーティフィシャルグラス)、AG-PRO
・AG一覧
人工芝用のアウトソールです。
現在は、AGのアップデート版のAG-PROが主流です。
AG-PROはAGと比べ、軽量でグリップ力があり快適なプレイが可能です。
MG(マルチグラウンド)
・MG一覧
天然芝と人工芝の両方に対応したマルチアウトソールです。
様々な環境でプレイすることが多いお子様にオススメです。
TF(ターフ)
・TF一覧
人工芝対応のサッカー版トレーニングシューズです。
普段履きされている方もチラホラ見受けられます。
トレーニング時の様々な動きに対応ができるような構造でグリップ力があります。
室内での使用も可能です。
IC(インドアコート)
・IC一覧
室内用のアウトソールです。
最近のモデルのほとんどがノーマキング加工の床に跡が付かない仕様になっています。
日本では、飴色か白色のみ使用可能と縛りがある大会がありノーマーキングであっても使用できない事象が多々あるそうです。
そのため、使用前に確認が必須となっています。
人工芝での使用も可能です。
https://スポーツブランド.com/archives/nikesize.html
https://スポーツブランド.com/archives/ナイキシューズのお手入れ方法完全網羅!効率的.html
https://スポーツブランド.com/archives/nikecomreturns.html
https://スポーツブランド.com/archives/category/サッカー
コメントを残す