目次
はじめに…

個人的にナイキ最強のトレーニングシューズだと思っているのが”ナイキ エア ズーム スーパーレップ“。
今まで特化したシューズが少なかった素早い動き、サイドの動き、ジャンプトレーニングへの対応と使用できるトレーニング範囲の広さが素晴らしいシューズが”ナイキ エア ズーム スーパーレップ“です。
この”ナイキ エア ズーム スーパーレップ“を初心者寄りに再構築し、低価格で展開されているシューズが、今回紹介する”ナイキ スーパーレップ ゴー“です。
名前からも分かる通り、ズームエア未搭載の”ナイキ スーパーレップ ゴー“は、反発を抑え足への負荷を減らし、軽いワークアウトに最適な一足となっています。
NIKE.comの商品ページにも記載されている通り、自宅での軽いワークアウトに使用できる機能面、価格設定というのが意外と嬉しいポイントではないでしょうか?
“ナイキ エア ズーム スーパーレップ“との違いを理解し、自身により合ったトレーニングシューズを購入するために、早速”ナイキ スーパーレップ ゴー“を紐解いていきましょう!!

ナイキ スーパーレップ ゴーの基本情報について


ストレスを抑えた適度なフィット感のアッパー

手前がナイキ エア ズーム スーパーレップ、後ろが今回紹介するナイキ スーパーレップ ゴーです。

この画像がアッパーの違いが分かりやすいと思います。
ナイキ エア ズーム スーパーレップは高負荷トレーニングに対応するためにアークと呼ばれるサポートパーツをアッパーに覆う2層構造。
ナイキ スーパーレップ ゴーは初心者も違和感なく使用できるよう足へのストレスを最小限にしつつある程度のサポート性を提供する1層構造となっています。
1層構造なのでサポート性は劣りますが、通気性は抜群で、熱によるカロリー消費を抑えてくれるのがGoodです。

サイド部分はこんな感じです。
ミッドソールの厚い膨らんでいる部分をCONTAINMENT SHIELD(封じ込めシールド)と呼び、ナイキ スーパーレップ ゴーの方が薄い仕様のため、合成樹脂を配置し、サイドへの動きへある程度対応しています。
この画像で、ナイキ スーパーレップ ゴーにズームエアが搭載されていないことも伝わるかな?

アッパー最後はヒール部分です。
ナイキ エア ズーム スーパーレップはサポート性MAXと思ってOKのシューズなので、せり上がった構造でヒールのサポートも抜かりのない構造です。
ナイキ スーパーレップ ゴーは極力足への負荷を抑えて、ストレス軽減を意識しているので、初めてナイキトレーニングシューズを使用する方も違和感のない使用感、着用感を提供するため、せり上がりを抑え、従来のシューズに近い構造になっています。
アッパーの総合評価は、最低限ナイキ エア ズーム スーパーレップを継承しつつ、初心者に寄り添ったストレスフリーなアッパー!です。

ミッドソール、インソールの違いは厚さ?

部分によって異なりますが、約0.5〜1cmナイキ スーパーレップ ゴーは薄手のミッドソールになっています。

ヒールに関しては約2cmも薄手です。
薄いということは地面に近付いているということ…すなわち安定感が高い構造と言えます。
地面と足の動きをしっかりと感じ、従来のシューズと大きく変わらない足の動きを可能にしてくれるのは嬉しいですよね。
また、ナイキ スーパーレップ ゴーのミッドソールはズームエア未搭載。
反発性は足に自力がないと負荷をダイレクトに感じてしまう可能性があるので、この構造も初心者へ向けたもの。
ただ、トレーニングをやる上である程度反発性がないと、動きを後押ししてくれる要素が少なく重たい動きになりがちです。
その辺をカバーするために、ミッドソールには軽く反発性が高いファイロンと呼ばれる素材を採用しています。
ズームエアが未搭載でも、ファイロンが採用されていれば、問題なし!!
初心者であれば納得の十分な反発性と動きやすさを感じるはずです。


インソールの比較画像です。
見た感じ色が違うだけに見えまが…

この画像からは伝わらないかもしれないですが、若干ナイキ スーパーレップ ゴーの方が薄くなっています。
インソール裏のラバーに近い素材もどこかナイキ スーパーレップ ゴーの方が安価な素材なのかな?と感じる質感でした。
厚さが影響しているのかもしれませんが。。。
ミッドソールとインソールの総合評価は、厚さを抑えズームエア未搭載の初心者仕様!です。

アウトソールの違いは果たして!?

上がナイキ スーパーレップ ゴー、下がナイキ エア ズーム スーパーレップです。
ナイキ スーパーレップ ゴーは、クリアなトランスルーセントパーツを配置していないため、ややグリップ力に劣る印象です。
高負荷なトレーニングを想定していない印象を受けました。
ただ、フレックスグルーブ(溝)を深めにしているので、柔軟度で言えばナイキ スーパーレップ ゴーに軍配があがるのかなという感じです。
基本的な構造は同じなので、人によってはそこまで大きな差を感じないかもしれませんが、アウトソールの総合評価は、初心者向けの柔軟な構造…ただグリップ力は低め!です。

スーパーレップ ゴーの機能面を評価してみた!

クッション性:★★☆☆☆
反発性:★★★☆☆
軽量性:★★★★☆
耐久性:★★★☆☆
デザイン性:★★★☆☆
グリップ力:★★★☆☆
価格:★★★★☆
全体的に比較対象のナイキ エア ズーム スーパーレップに劣る印象を受けますが、軽量性と足への負荷が少ない点はGood!!価格の低さも魅力的なので、これから自宅などでトレーニングをお考えの方のファーストチョイスになると思います!!

さいごに…

今作のナイキ スーパーレップ ゴーメンズ27cmの重量です。

こちらはナイキ エア ズーム スーパーレップメンズ28cmの重量です。
サイズは違えど、ナイキ スーパーレップ ゴーの軽量性は伝わるかなと思います。
軽量=自力がない人も体への負荷を極力感ずトレーニングに励むことができるのでプラスですよね!
重さの観点から言えば、やや耐久度は劣るかもしれませんがそこまでの高負荷トレーニングを想定していないので、使用環境がマッチすれば一足あれば事欠かない一足ではないでしょうか?

商品名:ナイキ スーパーレップ ゴー
スタイル:CJ0773(メンズ)、CJ0860(ウィメンズ)
価格:11,000円(税込)
※ナイキ エア ズーム スーパーレップより2,200円安い
対応競技、トレーニング:サーキットトレーニング、有酸素運動、HIT、キックボクシング、ブートキャンプなどのフィットネスクラスに最適、ボックスジャンプ、バーピー(立った状態から腕立ての姿勢になりジャンプ、クイックフットワーク(ラダーを用いたトレーニングや反復横とびなど)、腕立て伏せ、プランク(手から肘までを地面に付いた状態でキープ)、ダッシュ
重量:メンズ27cmで約289g
素材→
アッパー:合成繊維、合成樹脂
ミッドソール:ファイロン
アウトソール:合成底