目次
はじめに…
毎年恒例ペガサスシリーズのアップデートシーズンが到来!
ペガサス 35からアッパーを中心にピンポイントアップデートを実施。
アッパーの素材とシュータンの形を改良し、サポート性を損なうことなく軽量化を実現。
ミッドソールには、ペガサス 35同様のクシュロンSTとフルレングスのズームエア、
アウトソールも同様の耐久性が高いハニカム構造(蜂の巣の様な形)を用い、走り心地を変えること無く進化しています。
豆知識として、ペガサスシリーズは2モデル毎に大幅アップデートされることが特徴で、今回は中モデル(中日的な意味合い)のため微量の進化となっています。
来年販売されるであろうペガサス 37が例年通りであれば、大幅なアップデートとなるはずです!!
話を戻して、今回はペガサスシリーズの最新モデル”ナイキ エア ズーム ペガサス 36”をレビューしていきます!!
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ペガサスシリーズの歴史を振り返る
ペガサスは、1883年にデビューした歴史のあるモデルです。
今年で36作目となる、ナイキのランニングシューズの中で最もユーザーに愛されている一足でもあります。
ペガサスシリーズ全てに共通するのが「AIR(エア)」が搭載されているということです。
1978年に展開された「エア テイルウインド」に初めて「AIR(エア)」が搭載されたことを皮切りに、ペガサスシリーズにも全てのモデルに「AIR(エア)」が搭載されています。
当時のペガサスには、クッション性と適度な反発性を提供してくれる「ナイキエア」を、
現在はレース思考の反発性に優れた「ズームエア」を足全体に配置し、時代に合った進化し続けるランニングシューズがペガサスと言えます。
こういった歴史を称して、ナイキ エア ズーム ペガサス 36のシュータンには、ペガサスがデビューした1983の文字が刻まれています。
ナイキ エア ズーム ペガサス 36の詳細について
価格:12,960円(税込)
スタイル:AQ2203(メンズレギュラー幅)、AQ2205(メンズエクストラワイド幅)、AQ2210(ウィメンズレギュラー幅)、AQ2209(ウィメンズワイド幅)
対象ランナー:サブ4ランナーの本番用、サブ3、3.5ランナーの練習用(モー・ファラーも練習に使用)
足型(ラスト):MR-10(ペガサス35と同じ)
オフセット(ドロップ):10mm(前12mm、かかと22mm)
重量:メンズ28cmで約272g、ウィメンズ25cmで約238g
※前作よりメンズで約-9g、ウィメンズで約+6gとなっている
ウィメンズがプラスになった要因は前作の様にウィメンズ仕様のミッドソールになっていないからではと思われます
素材→
アッパー:合成繊維、合成樹脂
ミッドソール:クシュロンST
アウトソール:ゴム底
エンジニアードエリートメッシュ素材のアッパー
前作のペガサス 35は、通常のエンジニアードメッシュが使用されていました。
エンジニアードメッシュとは、通気性が必要な箇所をオープンに、耐久性が必要な箇所をタイトにと部分によって編み込みを変えることが可能なメッシュを指します。
今回ペガサス 36に用いられているエンジニアードエリートメッシュはその進化版です。
より軽量に、より耐久性が増したことで、通気孔を大きく数多く配置することが可能となりました。
軽量化の要因とも言えます。
また、ペガサス 35と足型の同じペガサス 36は足入れをした際、変化を感じないかもしれません。
ただ、ランニング中の快適性はペガサス 36の方が構造の観点からも上となっています。
シュータンの形状を変更
シュータンが薄く、左右非対称のU字型へ変更となっています。
この構造はレースシューズに多く、足の形にフィットしズレない様に工夫された構造となっています。
また、薄くなったことで暑い夏の日も快適に、そして軽量となり、スピード感を演出してくれます。
前作同様ヒール部分の形状が特徴的
足首から先細りのこの形状は、ヒール部分と足が効率的に離れることでアキレス腱のスレを最小限にしてくれます。
ランニング中ランナーは、細かい地味なスレやズレに敏感になります。
気になりすぎた結果、フォームのズレや上手く足が蹴り出せないなどの弊害を生んでしまい、記録へと繋げることが難しい状況となるケースが多々あります。
その様な状況を少しでも減らすために、画像の様な形状となりました。
また、見た目もスリムとなり、かさばりを抑えたシュッとした印象となっています。
この形状が、最初から最後まで快適かつストレスのない走りを後押ししてくれます。
ペガサス 35と変わらないミッドソールとアウトソール
ミッドソールに用いられている素材は、柔らかく適度に反発するクシュロン ST素材です。
ペガサスには長年、このクシュロン素材が用いられています。
また、クシュロン ST素材の中にはフルレングス(足全体)のズームエアが内蔵されています。
フルレングスに内蔵されていることで、どこから着地してもしっかりとズームエアが機能し抜群の反発性を提供してくれます。
アウトソールは、ゴム底でグリップ力が抜群です。
サイドに配置されているクラッシュレールと呼ばれる溝が自然な足裏の動きを後押しし、
六角形のハニカム(蜂の巣の様な形)が、抜群の耐久性と足が地面に着いた際にピストンしクッション性を提供してくれます。
全作と同様のミッドソールとアウトソールが、変わらない走り心地となっているはずです。
機能面を評価してみた!
クッション性:★★★☆☆
反発性:★★★☆☆
軽量性:★★★☆☆
耐久性:★★★☆☆
デザイン性:★★★☆☆
グリップ力:★★★★☆
価格:★★★★☆
ナイキランニングシューズ界のミスター平均!
ナイキランニングシューズのテクノロジーを感じたいならまずはペガサスと言った感じでしょうか。
個人的に初めてナイキランニングシューズを購入する方にオススメしたい一足です!
ペガサスを使用しどう感じるかによって今後チョイスするナイキランニングシューズが判断できる点も非常に優秀です!!
さいごに…
僅かなアップデートとなっていますが、アッパーとシュータンの進化が前作以上の快適性となっているのは確実です!
また、変わらないミッドソールとアウトソールは、前作使用者でも違和感なく使用できることも嬉しいポイントですね!!
すでにNIKE BY YOU(カスタマイズシューズ)も展開となっており、様々なデザインの中から好みの一足を選択できることも非常にGOOD!!
ただ、ペガサス 35使用者は買い替えの時期でないのであれば無理に乗り換える必要はないのかなと思います。
大幅アップデートは次回作なので発売まで待つのも良いのかなと。。。
新しいシューズを購入するのは高まりますし、モチベーションにも繋がるポイントだと思いますので、お財布と相談し購入を検討して下さいね!!
https://スポーツブランド.com/archives/nikesize.html
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