目次
はじめに…

ウエイトリフティングに特化したトレーニングシューズとしてデビューしたメトコンは、現在ジムトレーニング全般、ランニング、クロストレーニングと枠に囚われない汎用性のあるシューズへと進化しています。
そんな万能トレーニングシューズのメトコンにも遂にリアクト素材が用いられる日がやってきました!
フライニット素材とトグルタイプのシューレースを採用したアッパー、形はそのままに高性能のリアクトを配置したミッドソール、5から継続したパターンを採用したアウトソールなど良いところは残しつつ、改善すべき点を修正した完成された仕上がりとなっている。
https://スポーツブランド.com/archives/nikesize.html
https://スポーツブランド.com/archives/21313782.html
ナイキ リアクト メトコンの詳細について

スタイル:BQ6044(メンズ)、BQ6046(ウィメンズ)
オススメトレーニング:ウエイトトレーニング、ジムトレーニング全般、クロストレーニング(複数の種目を積極的に取り入れるトレーニング)、ランニング(3-5km)など多岐にわたるトレーニングに対応
サイズ感:タイトな編み込みのフライニット素材を厚手の合成繊維に被せた2重構造なのでタイト目な印象。アッパーヒール部分の合成樹脂プラスルファイトタイトな印象なので、かかとのサイズ感にも注意して下さい。ただ、まずは同じサイズを選択して微調整していくのが良いと思います。
素材→
アッパー:合成繊維、合成樹脂
フライニットと合成繊維の2重アッパーが耐久性と快適な履き心地を提供

ソックスのようなピタッとしたフィット感のフライニットを合成繊維に被せたサポート性の高い構造のアッパーとなっています。
意外とこの2つが組み合わさることは少なく、フライニットの悪いところでもある使用後の伸びを軽減してくれる構造といえます。
また、足にあたる部分が柔らかい合成繊維なので、フライニット単体のシューズより足当たりが良い印象を受けます。
新調時から足を気にすることなくトレーニングを行うことが可能なので、シューズを慣らすことが苦手な私としては、非常に相性の良いアッパーだなと感じました。
もちろんフィット感は抜群ですし、2重にしたことで耐久性も増しているため、様々なトレーニングを併用して行う方には最適なシューズとなっています。
内蔵型のトグルシューレースがストレスのない脱ぎ履きを可能にする

通常のシューレースと比べると細かい微調整はできませんが、お手軽さではピカイチのトグルタイプのシューレースになっています。
両サイドのボタンを押し込むことで片手でも容易にサイズ調整ができるのは非常に魅力的です。
特に瞬時に足を解放できることがトレーニングを行う上で大変重宝します。
短いインターバルでも足をリラックスさせることが可能なので、そういった点を重要視する方にはピッタリな構造になっています。
リアクト素材のミッドソールが今までのメトコンにはない使用感を演出

クッション性、反発性、軽量性、耐久性を高水準で提供してくれるナイキ初の独自開発素材リアクトをミッドソールに採用しています。
メトコンにリアクトが採用されたのは初めてなので、ミッドソールが最大のアップデートポイントかなと思います。
他のカテゴリのリアクトとは異なり、前足部分はクッション性に優れて柔らかく、ヒール部分はウエイトトレーニングなどの高負荷に耐える密度の濃い硬い構造となっています。
リアクトは、カテゴリごとに形を変えてそのカテゴリに適した構造に再構築されています。
メトコン 5と変わらないアウトソール

アウトソールは、メトコン5と全く同じです。
様々動きと負荷に対応している耐久性が高いラバーを採用。
前足部分はダッシュやランニングを効率的に行えるよう細かい溝を配置。
中足からヒール部分は、ウエイトトレーニングなどを効率的に行えるようにあえて溝を減らし安定性を高めています。
また、ヒール後方の一部分のみ前足に近い細かい溝を配置。
これは、最も多い走法でもあるヒールストライク走法(ヒールから前足に抜ける走り)に対応した構造です。
初心者やスピードを出さないランニング時にはこの走法になるため、汎用性を兼ね備えたアウトソールと言えます。
機能面を評価してみた!
クッション性:★★★★☆
反発性:★★★★☆
軽量性:★★★☆☆
耐久性:★★★☆☆
デザイン性:★★★☆☆
グリップ力:★★★☆☆
価格:★★☆☆☆
クッション性と反発性はトレーニングシューズの中では高評価です!
その他機能も平均レベルとなかなかの仕上がり!
価格がやや高めではあるがウエイトやその他ジムトレーニングを併用して実施している方であれば一足でことが足りる万能トレーニングシューズとなっています!!
さいごに…
今までのメトコンと比べると足裏の柔らかさと反発性に違和感を感じるかもしれません。
何かに特化したシューズではなくなってしまったのかもしれませんが、一般ユーザーからしてみたら一足あれば全てこなせてしまうトレーニングシューズは魅力的です。
一応密度の濃いトレーニングに特化したリアクトとはなっていますが、安定感は今までと比べると劣ってしまいます。
ただ、ランニングやサイドステップを含むトレーニングは、今まで以上に効率的に行えるはずです。
一長一短なアップデートかもしれませんが、万能なシューズであることは間違いありません。
ロープクライミング用のせり上がったアウトソールや壁を使った逆立ち腕立て用のヒール部分など、良さはしっかりと残っているので、その点を踏まえ前向きな検討をお願い致します!
また、メンズ、ウィメンズ共にNIKE.comで購入の場合は、出荷日より30日以内であれば使用後でも無料で返品が可能です。
テスト使用をした上で、本使用するか判断するのも面白いと思います!!
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