目次
はじめに…

今回は、大切なシューズを可能な限り長持ちさせるための方法について書きたいと思います。
大前提として、シューズはあくまでいつかは壊れてしまう”物”ということ、
身長や体重、歩き方、走り方、保管方法によって同じ商品でも差が生じてしまうことを理解のうえ、本記事をご参考頂ければと思います。
↑動画も合わせてご確認下さい↑
➡️シューズお手入れ関連商品一覧⬅️
➡️シューズボックス一覧⬅️

シューズを長持ちさせる基本は『併用すること』

シューズの構造上、シューズを併用するということが1番の長持ち方法です。
シューズを使用していく中で、最もダメージを受けるの箇所は体重がダイレクトに掛かる”ミッドソール”と言われています。
1日シューズを使用するとミッドソールに力が加わったことで少し薄くなり、約3〜4日かけて元に形に戻ります。
しかし、休ませず次の日も同じシューズを使用した場合、元の形に戻らず更に薄くなりヘタってしまい、個体差があるとは思いますが、最終的にミッドソールが機能しなくなり”ヘタり、剥がれ、折れ”などの破損やその他弊害に繋がります。
ランニングシューズ、バスケットボールシューズなどのスポーツシューズであれば負荷が大きいので尚のこと破損までの時間が短くなってしまいます。
ベストは3〜4足の併用ですが、2足併用するだけで約25%ほど長持ちするそうです。
25%ということは、1年保つシューズであれば各シューズ3ヶ月ほど長持ちし、
2足×3ヶ月=6ヶ月
2足併用するだけで約半年間長持ちします。

お気に入りのデザイン、

機能、大会前に馴染ませたいという気持ちは痛いほど分かりますが、より経済的に好きなシューズを長く使用するために普段用、スポーツ用問わず2足以上の併用を心がけましょう。
ランニングシューズの話にはなりますが、プロランナーは足へのダメージ軽減を兼ねて、練習時はペガサス、ストラクチャー、リアクトなどクッショニングに優れたシューズを併用しています。
※究極を言えばアスファルトを走らないそうです。。。
お財布、身体のことを考えてシューズの併用を検討しましょう。
私は基本、メインの少し高値のシューズとクリアランスの安価なシューズを毎度3足併用しています。
併用が影響しているかは分かりませんが、併用するようになってから2年間壊れたシューズは1足もありません。
ライフスタイル、スポーツシューズ問わず、
メインは機能面が良いハイスペック or お気に入りシューズ
併用するシューズは、身体を考えたクッショニングに優れた快適なシューズ
と決めて購入しています。
➡️クリアランス商品一覧⬅️
上記リンクを活用し、少しでもシューズを長持ちさせて行きましょう。

正しくシューズを保管して長持ちさせる
シューズボックスを使用する

➡️シューズボックス一覧⬅️
ジップロックに入れたり、湿度を細かく管理したりする方法もありますが、頻繁に使用するシューズにそこまで神経質になりストレスを感じる必要はないと思います。
そこで、今回は一般化つ簡単な保管方法を紹介します。
シューズを使用、保管しているとおのずとシューズの素材に湿気がたまり早期破損に繋がります。
そのため、週に一度は天気の良い日に自然乾燥させましょう。
面倒な場合は、風通しの良い場所で保管しましょう。
外での自然乾燥は、シューズの匂いの改善、予防にもなります。
シューキーパーを使用する

➡️シューキーパー購入はこちら➡️
上記2足で395円のシューキーパーなど安価な物で構いませんので、使用し型崩れ、シワを予防しましょう。
型崩れからのフィット感の低下、擦れ
シワから水分が入り、早期劣化、破損
などの弊害から守るためにも使用することをお勧めします。
購入時にシューズ内に入っている紙をそのまま使うのもお勧めです。
※湿気予防にもなります
定期的にシューズを使用する

合成素材、接着剤は、空気中の水分によって分解され劣化し破損します。
定期的に使用することで、水分による分解を防ぎ長持ちすると言われているので、購入後使用せずに長期保管することは避けましょう。
合成素材の長期保管は、色落ち、変色、ゴムの劣化を促進します。

ナイキシューズの正しいお手入れ方法を紹介!

➡️オススメクリーナーはこちら⬅️
➡️シューズお手入れグッズ一覧⬅️
素材によって少しお手入れ方法が変わってきます。
ナイキ製品であれば、商品タグ(黒タグ)を参照し照らし合わせて下さい。
基本のお手入れ方法

➡️中性洗剤一覧⬅️
➡️マイクロファイバータオル一覧⬅️
1、ドライブラッシングをしよう
乾燥した柔らかい毛のブラシで、アウトソール 、ミッドソールからチリやホコリを取り除きましょう。
靴用ブラシ、古くなった歯ブラシを使用しましょう。
2、薄めた洗剤液を用意しよう
温水(ぬるめ) に少量の洗濯用中性洗剤を混ぜます。
3、シューレースを洗浄しよう
シューレースを解き、洗剤液を少し付けます。
シューレースを揉み洗いし、すすいでから柔らかい布で水分を吸収し乾かします。
4、ミッドソール、アウトソールを洗浄しよう
薄めた洗剤液を柔らかい毛のブラシに付け、ミッドソール、アウトソール をブラッシングします。
柔らかい布で水分を拭き取ります。
5、アッパーの洗浄をしよう
薄めた洗剤液と柔らかい毛のブラシ、または柔らかい布でアッパーを掃除します。
その後、乾いたマイクロファイバー性のタオル(吸収性の良いタオル)、またはその他の柔らかい布で洗剤液を拭き取ります。
水分、ホコリをできるだけ残さないよう気を付けましょう。
※必要であれば繰り返し作業しましょう。
6、自然(空気)乾燥しよう
風通しの良い日陰、または室内にて乾燥させましょう
インソールのお手入れ

基本のお手入れ4と同様の方法でお手入れして下さい。
インソールが粘着されている場合は、無理せずに消臭スプレーなどを使用しましょう。
あまりに汚れている場合は、自身の判断で剥がしお手入れすること、交換も視野にいれましょう。
※インソールはナイキで販売していませんので、スポーツ用品店で購入しましょう。
素材別お手入れ方法

・ナイロン、ニット、キャンバス、メッシュの合成繊維、TPUなどの合成素材
1、 中性洗剤を温水(ぬるめ)に少量混ぜ洗浄液を作ります。
2、洗剤液を柔らかい布を使い汚れた箇所を優しく擦り洗います。
3、乾燥させます。
・レザー、スエードなどの天然皮革
1、 中性洗剤を温水(ぬるめ)に少量混ぜ洗浄液を作ります。
2、洗剤液を柔らかい布を使い汚れた箇所を優しく擦り洗います。
3、乾燥させます。
※水に浸けることは厳禁です
※レザー、サドルソープの使用は可能ですが、サッカースパイクなどに使われているカンガルーレザーへの使用はNGです。革が柔らかくなり擦れなどの弊害が生じます。
➡️サドルソープ一覧⬅️
・合成皮革
1、 中性洗剤を温水(ぬるめ)に少量混ぜ洗浄液を作ります。
2、洗剤液を柔らかい布、ブラシを使い優しく擦り洗って下さい。
3、乾燥させます。

その他に注意すべきこと

・洗濯機、乾燥機の使用はNGです。
・ナイキシューズに防水スプレーは使用できません。
変色、色落ちなどの原因となります。シールド加工(撥水)モデルを使用するなど工夫しましょう。
・防臭剤、乾燥剤の使用は、インソール、ミッドソールの破損につながる可能性があるため、使用は自己判断で行いましょう。
・高温、湿度の高い場所でシューズを保管しないようにしましょう。
早期破損に繋がります。直射日光に当てるのも色あせの原因になるのでやめましょう。
↑動画も合わせてご確認下さい↑
➡️シューズお手入れ関連商品一覧⬅️
➡️シューズボックス一覧⬅️

・定期的に風通しの良い日陰に出し自然乾燥させる