ナイキ ズーム ライバル SD 2の基本情報


通気性、フィット感、耐久性を適度に兼ね備えたアッパー

ナイキ ズーム ライバル SD 2のアッパーは、合成繊維(メッシュ)、人工皮革、ラバーの3つの素材で構成されています。
合成繊維(メッシュ)は、通気性と柔らかい履き心地を、
人工皮革はフィット感と耐久性を、
ラバーは負荷のかかるつま先部分の耐久性を担っていて、
三位一体となり、投擲競技のパワフルな動きをサポートしてくれます。
また、中足部のベルトがフィット感更にを向上させ、足のブレを防いでくれます。
このベルトは、ローテーショナル 6、SD 4と比べてスッキリとしたデザインで、三兄弟の中で一番ゆとりがある、フィット感が強すぎない構造となっています。

EVA素材のミッドソール

ナイキ ズーム ライバル SD 2のミッドソールには、EVAという素材が使用されています。
EVAとは、エチレンビニールアセットの略で、衝撃吸収性に優れている素材です。
柔らかさはバスケットボールシューズに多く用いられるファイロン素材よりやや硬めとなっていて、ナイキシューズに用いられるミッドソール素材の中では硬めな部類に入ります。
ただ、この硬さは投擲競技の力溢れる動作と衝撃に耐えることを考えて選択されたベストな素材です。
SD 4と同じ形状のアウトソール

部分のピボット形状が回転動作をスムーズに行えるようサポートします。
また、サイド、かかと部分の溝が足裏を自然で自由な動きができるよう後押ししてくれます。
この形状は、ローテーショナ 6とは異なる形状で、回転動作に不安がある方にはナイキ ズーム SD 4がオススメです。
使用者によっては、上手く機能しない、滑りやすいなどと感じる方も少なからずいると思います。
そのように感じる方は、ローテーショナル 6を使用してみて下さいね!
ちなみに、今後紹介予定のナイキ ズーム SD 4もナイキ ズーム ライバル SD 2と同じアウトソールの形状です。

さいごに…
SD 4と比べると、ベルトとメッシュ部分、つま先のラバーの形状が大きく異なります。
↑SD 2
↑SD 4
↑SD 2
↑SD 4
↑SD 2
↑SD 4
ローテーショナル 6と比べると、ベルトの形状とかかとの形状、アウトソールの形状が大きく異なります。
↑SD 2
↑ローテーショナル 6
↑SD 2
↑ローテーショナル 6
↑SD 2
↑ローテーショナル 6
形状の違いを踏まえると、安定性は上から順に、
1、ローテーショナル 6
2、ナイキ ズーム SD 4
3、ナイキ ズーム ライバル SD 2
柔軟性は、
1、ナイキ ズーム ライバル SD 2
2、ナイキ ズーム SD 4
3、ローテーショナル 6
アウトソールのグリップ力は、
1、ナイキ ズーム SD 4、ナイキ ズーム ライバル SD 2
3、ローテーショナル 6
簡単にはなりますが、上記順位を付けてみました。
購入の参考にして下さい!
なお、ナイキ ズーム ライバル SD 2は、NIKE.comでは販売されていないので、返品などのルールは購入先でしっかりと確認しましょう。

商品名:ナイキ ズーム ライバル SD 2
価格:8,500円(税抜)
スタイル:685134
対応競技:ハンマー投げ、砲丸投げ、円盤投げ
重量:メンズ26cmで約320g
素材→
アッパー:合成繊維、人工皮革
ミッドソール:合成樹脂(EVA)
アウトソール:ゴム底(BRSラバー)
特徴:投擲三兄弟(ローテーショナル 6、SD4) の中で最も安価なナイキ ズーム ライバル SD 2は、ローテーショナル 6に近いフィット感とサポート性、SD4に近いグリップ力を兼ね備えた一足です。良い意味でも悪い意味でもローテーショナル 6とSD 4の中間的位置付けで、適度なフィット感とグリップ力を発揮します。